調理クラブの生徒たちが楽しみにしている、料理コンクールが間近に迫ってきた。
出場できる部員は3人。だが、新吾(松岡昌宏)は校長の岩瀬(平田満)に「今年の出場は辞退させて欲しい」と申し出る。
「毎年参加しているのに、なぜ?」と驚く一同だが、新吾はレストランの練習もあり、生徒たちには今その余裕がないと言う。
校長は文香(板谷由夏)に、なんとか新吾を説得して欲しいと頼み込む。
そのころレストランでは陽介(神木隆之介)たちが、誰が何の料理を作るか、誰がメンバーに選ばれるかで盛り上がっていた。
そこに新吾がやってきて「今年は出場しないことに決めた」と宣言する。
あ然とする生徒たち。3年にとっては最後のコンクールでもあり、コンクール出場を励みにしてがんばってきた子もいる。
――生徒たちの間に不満が渦巻き、練習にも覇気が無くなってしまう。
その夜、話を聞いた岸野(伊藤英明)が文香を連れて新吾の家にやってきた。
「あいつらはまだコンクールに出る腕を持っていない」と譲らない新吾に、文香はふと思い当り、新吾にあることを言う。……図星をつかれた新吾。
そんな新吾に、文香はある提案をする――。
翌日、新吾は生徒たちに謝り、コンクールに出場すると報告する。
喜ぶ生徒たちに、新吾は意外なことを言い出した。
ただし出場メンバーを選ぶのは俺じゃなく、お前たち自身だ、と。
新吾は生徒たちの投票で出場メンバーを決める『選考会』をやろうとしていた。
生徒に任せることも教育になる――そんな文香のアドバイスが、新吾の心を動かしていた。
選考会に向けて、生徒たちも緊張感を高めていく。そして選考会当日。
陽介や真衣(川島海荷)ら15人が参加し、真剣勝負の料理作りが始まった。
工夫を凝らしたアイデア料理が並び、そして投票が開始された。
……そこには予想外な結果が待っていた!?
高校生レストラン TOPへ
各話視聴率へ
2011年春ドラマ(4-6月)TOPへ
タグ:高校生レストラン