高木護(阿部サダヲ)は、参観日だからと日曜の朝から笹倉薫(芦田愛菜)と友樹(鈴木福)に起こされて学校に向かう。様々な職業についての授業が行われ、生徒たちには"お仕事調査隊"として、親の仕事を調べるという宿題が出された。
護が牧村かな(滝沢沙織)とランチをしていると、学校から帰宅した薫と友樹からご飯がないから早く帰ってきて欲しいと電話が入った。かなにまだ双子の話をしていない護は、適当に話をごまかして家に戻る。
その夜、調査隊になりきった双子から仕事について質問を受けるが、かなへのメールの返事を考えるのに精一杯な護は回答がおざなりなる。
月曜日、出社する護の後をこっそりとつける双子の姿が。振替え休日を利用して、仕事調査のために会社についていく計画を立てていたのだ。双子がいることにまったく気付かない護はいつも通りに仕事をこなしていくが、ふと目線を向けた先に隠れるようにして護の様子をうかがっている双子を発見する。
ビックリしつつも慌てて会社の倉庫に双子を隠した護。なんとか理由をつけて外出し、双子を家に送ろうとするが、しばらくして行った倉庫に2人の姿はなかった。
同じ頃、トイレに行こうと倉庫から抜け出していた双子は、廊下でかなと遭遇。逃げるようにしてお客様相談室に駆け込んでくる。
護に駆け寄った双子にあ然とする同僚たちに、護は事情を説明した。
同僚たちは納得したものの、かなは複雑な表情を浮かべていた。
昼休みにこれまでのいきさつを話して隠していたことを謝る護に、かなはこのままお付き合いを続けようと切り出す。同僚たちも子育てに協力すると言い、以前に通していた新商品の企画も反応は順調と、いいこと続きだ。
かなが家に訪ねてきた用のスリッパまで用意して浮かれている護。
夜、護がかなと電話でデートの約束をしていると、日曜という単語を聞いた双子たちが騒ぎ出した。電話越しに双子の声を聞いたかなは、子供たちと一緒にピクニックに行こうと提案した。
日曜日、ピクニックにきた4人。お弁当を食べ、キャッチボールで双子と一緒に遊ぶ護の父親らしい姿を見ながら微笑むかな。
護の家でかなもご飯を食べることになるが、家に戻るなり畑中彩(比嘉愛未)にお土産と松ぼっくりを渡す双子の姿を見ているかなの表情は複雑だ。一方、彩もまた護とかなの順調な様子を見てどこか寂しげな表情を浮かべていた。
玄関までやってきたかなだが、今日は帰ると玄関を出てしまう。
ムックに背中を押され、護はかなを追いかけて家を飛び出した。
護が追いつくと、かなが突然謝ってきた。そして、家族は1から作っていくもので、すでに家族になっている護と双子の中に入っていけなく、付き合うのは難しいと告げる。
必死で食い下がる護だが、双子を親戚の家に戻すと言い掛けて、続く言葉を失い、かなとは別れることに。
「クジラ」に戻り、肩を落としてビールを飲む護。家に戻ると双子がお仕事調査隊の報告書を手に護を待っていた。
双子が読み上げる報告書に胸がいっぱいになり、泣き出す護。
後日、部屋の掃除をする3人。護はかな用に用意したスリッパを捨て、おきてノートに「そうじはちゃんとやること!足ウラせいけつ!バイバイスリッパ!」と書き込んだ。
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