空き部屋から男の変死体が発見された。糸村聡(上川隆也)は遺留品の中から「矢島工業」という社名が入ったタオル、古い喫茶店のマッチ箱、そしてコンビニのレシートの裏に書かれた12ケタの数字に目を留める。
織田みゆき(貫地谷しほり)らの調べで、被害者が近所で不審者扱いされていることがわかった。最近発生していた婦女暴行事件の犯人ではないか、という噂もあったらしい。
12ケタの数字が宅配便の荷物番号とわかった糸村は、その荷物の送り先である写真家の笹本智子(馬渕英俚可)のもとへ。被害者は偽名を使い、定期的に智子に子供を撮影した写真とネガを送っていたらしい。が、智子は写真を送られる意味がわからないという。
被害者が撮影した子供の背後に写っている男が何かを手にしている。糸村は特殊な方法で写真を現像、そこに写っていたのは…。
DNA鑑定の結果、被害者が7年前の美大教授・藤岡嘉一(岸田真弥)殺害の犯人と目され、逃亡中の桐原俊一(笠原秀幸)であることが判明した。7年前の事件関係者の中には智子の名前が…。
智子と桐原の関係は?マッチ箱に込められた桐原の思いから糸村が見た真実とは?
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タグ:遺留捜査
糸村が桐原の笹本智子の身代わりで罪を被るまでになった心情の説明(この時はまだ智子はそれを否定。送られてきた写真は罪を忘れさせないためだと思っていた)
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桐原の心の支えだったピンホールカメラの説明(智子が桐原の真意に気付く)
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智子は泣きながら、「何の話ですか。刑事さんには関係ないことでしょ」
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糸村「そうですね。僕にも捜査にも何の関係もありません。でも死んだ人はもう何も言えません。だからできるだけ正しく伝えたいんです」
から考えると、
なぜ無関係の糸村にそこまで桐原の心情が理解できるのか
なぜ捜査に関係がないのに、遺留品から桐原の心情などを教えてくれるのか
の2つの疑問からの智子のセリフだったんじゃないかと思います。