ある日、交通量調査のアルバイトをしていた林田健一(モト冬樹)と三輪幸雄(前川紘毅)の目の前で、安積班の面々が強盗犯を逮捕した。鮮やかな逮捕劇を目の当たりにしてあっけにとられている2人に、「怪我はありませんか?」と、声をかける安積(佐々木蔵之介)。その姿と名前は、求職中、少しでも家計の足しにと、アルバイトで食いつなぐ林田の心に強く残った。
その後日、チンピラ風の男たちに絡まれている女子大生に遭遇した林田。「どこのもんだよ?」と男たちに威圧されると、思わず「神南警察署の安積だ」と名乗ってしまった。それを聞いた男たちはその場から逃げ出し、女子大生と林田は事なきを得る。
そんな折、神南署管内で転落死体が発見された。遺留品のバッグから杉山不動産の社長、杉山光男(樋浦勉)という人物だと判明。現場の状況から、何者かに突き落とされたようだ。
ほどなく、周辺捜査をする須田(塚地武雅)と黒木(賀集利樹)が、漫画喫茶の会員カードを発見。所有者は三輪だった。
なにか事件と関係しているかもしれないということで、三輪の調査をすると、三輪は杉山の不動産会社で取扱うアパートに住んでいて、家賃の滞納で半年前に追い出されていたことが判明。その後の三輪は、漫画喫茶で寝泊りしているという。
それを受けて、三輪の行方を追って漫画喫茶の聞き込みをする須田と黒木。とある漫画喫茶へ聞き込みに訪れると、先ほども聞き込みに協力したとのことで、その刑事は「神南署の安積」と名乗ったという。須田がそのことを安積に電話報告すると、安積はずっと署内にいたというが…。
ハンチョウ 〜神南署安積班〜 シリーズ4 〜正義の代償〜 TOPへ
ハンチョウ〜神南署安積班〜 各シリーズ視聴率へ
2011年春ドラマ(4-6月)TOPへ
『ハンチョウ 〜神南署安積班〜 シリーズ4 〜正義の代償〜 第八話』の上へ