4月21日木曜 夜11:58 放送
失恋したら掛け金の10倍の保険金で癒してくれる…今回「失恋保険」加入のため四つ葉神社の地下室を訪れたのは志水千穂(佐津川愛美)。大胆にも売れっ子俳優の長塚馨(木村了)に告白したいと打ち明ける千穂に思わず驚きの声を上げるトラコ(古田新太)。
だが、話を聞くと2人は幼馴染みだという。小学校の時、イジメられっ子だった馨をいつも守っていた千穂。当時、馨は泣きながら「大人になったら僕が千穂ちゃんを守る」と約束したという。ずっと看病していた母親が3日前に他界。高校の時から辛い事ばかりで、故郷の島根にはいい思い出がない千穂は、馨との約束を信じて上京してきたのだ。
マル(福田沙紀)は昔の約束を馨が覚えているはずがないと契約したトラコに抗議するが、ルーク(城田優)は初恋の思い出に100万円も掛ける千穂には何かが隠されていると調査に乗り出す。マルはADとして馨が出演するドラマの撮影現場に潜り込み、ルークはドラマ撮影現場に向かう千穂を尾行。
その時、千穂の携帯電話に着信が入る。千穂は、親戚の家にいると電話の相手にウソをつく。マルはルークの指示でドラマ撮影を見学する千穂に声をかけ、エキストラとして出演して欲しいと頼む。
馨とすれ違うシーンに突如出演することになった千穂は、馨が自分に気付いてくれる事を期待する。すれ違いざま、緊張で一瞬鼻の頭をかく千穂。その仕草に見覚えがある馨は思わず立ち止まる。カットの声にも気付かないままの馨に、離れた場所から千穂は馨の名前を呼んだ。その声に反応する馨。だがマルは馨に近づけないように千穂を無理矢理連れて行く。
一方、撮影中にマルが預かった千穂の携帯の着信履歴を確認したルークは、千穂と馨を今度は2人きりで会わせようと考える。その手には千穂のバッグから見つけた、古ぼけた絵ハガキがあった。
馨のマネージャー・高原は撮影時の様子を見て、馨と千穂との関係を勘繰る。馨は順調にいけば夏には映画の主役が決まる大事な時期。高原はスキャンダルに巻き込まれる事を恐れ、女は禁止だと馨に釘を刺す。
マルは高原の警戒の中、馨を撮影現場に案内するフリをして千穂と2人きりになる場所に連れ出した。千穂を思い出す馨だったが、高原の言葉が頭を過ぎって複雑な表情に。ルークとマルは2人の様子を物陰から窺っている。千穂は約束を果たしに来たと伝えるが、馨は迷惑だと話を遮り、約束なんて覚えてないと冷たく突き放す。15年前の約束をずっと信じていた千穂はショックを受け、その場から去っていく。
千穂の携帯に四つ葉神社からの呼び出しメールが届く。BARクローバーで経過報告を承るという。来店した千穂の前にはバーテン姿のルークが。勧められたカクテルに千穂がほろ酔いになり、幼馴染みが子供の頃の約束を覚えていなかった事を愚痴るとルークは、フラミンゴの体は元々白い、という話を始める。餌の藻やエビなどに含まれる成分によってピンク色の体になるのだと。環境に大きく影響を受けるのは動物も人間も同じ、と千穂に告げるルーク。
しかしそれは、馨が変わったのは仕方がないという慰めの言葉ではなかった。千穂自身も変わってしまったのでは、と問いかけるルークに、言葉を無くす千穂。
翌日、ルークは千穂を深層心理の呪縛から解き放つべく、告白の時間と場所を指定する。「告白の時間です」――千穂に届く四つ葉神社からのメール。恋愛心理テクニックを駆使したルークの告白ミッションが幕を開ける。ルークは告白場所へ馨以外にもう1人、スペシャルゲストを呼び出していた。蘇る2人の思い出が、無残にも“千穂の真実”を暴いていく。果たして忘れ去られた初恋は実るのか…。
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