高倉純平(香取慎吾)は結婚情報センター『B−ring』のアドバイザー。“結婚相談所で出会うとしても二人の間には本物の恋愛関係が生まれなければいけない”という信念のもと仲をとりもち、離婚率ゼロを誇る。そんな彼のもとに、全くすきのない美貌で、一流会社に勤める女性、柳沢春菜(黒木メイサ)がやってきた。純平の後輩、桜木まりか(仲里依紗)はそんな美しい女性が結婚相談所に来るなんておかしいと、はなから疑ってかかる。
純平が応対に出ると、一生困らない生活をさせてくれれば誰でもいいという適当な条件を述べる春菜。すると純平は即座にお引き取りを願う。二人の出会いはそんな形で始まる。それは、純平がかつてつきあっていた彼女と友人が結婚するという痛手を負ったばかりの時だった。
春菜は翌日、純平が貸したペンを返すため『B-ring』を訪れた。それをきっかけに春菜は『B-ring』に正式登録する。
一流企業勤務、社長を父に持ち美貌を兼ね備えているという輝かしい経歴の持ち主、春菜に似合う人を、と、純平は会員の小松原進(大倉孝二)を紹介。だが、春菜のあまりの美しさに、小松原が怖じ気づいて逃げ出してしまう。春菜を気遣う純平は、仕方なく自分が相手となったシミュレーションデート、いわば正しいデートのための予行練習に誘った。気持ちのいい汗を流すスポーツデートを楽しむ内に、いつしか純平は、ひとときを心から楽しんでしまっている自分に気づく。
久しぶりに歯の痛みを訴えて訪ねてきた純平に、親友の歯科医、上野隆雄(綾部祐二)は、歯が痛くなるのは恋が始まる証拠では、とからかう。
まりかは、偶然出会った春菜を尾行。すると、プロフィールとはかけ離れた生活をしていることが判明。まりかの報告で、今度は純平が春菜を調べる。結果は、住居だけでなく仕事も嘘を書いていた事が分かった。純平は、春菜を呼び出す。
その頃、矢代英彦(藤木直人)と名乗る男性が結婚相談所を訪れていた。彼は結婚式を終えたばかりで、おなかの大きい妻を持つ男。そんなことを知らないまりかは、弁護士だと言う矢代に好印象。だが、相手の女性に求めるのはルックスだけだと聞いて…。
純平は、なぜプロフィールに嘘を書いたのかと春菜聞く。本当のことを知りたいと言う純平に、春菜は自分を安く見積もったら、安い相手としか出会えないと切り返す。さらに、恋愛なんて一時の錯覚だとまで言い切る春菜。春菜は結婚を約束した相手に二股をかけられ、手切れ金を渡されて捨てられたのだと吐き捨てた。自分を捨てた男を見返すために『B-ring』に登録したと告げる。純平は、春菜の考えを否定。去って行く春菜に“君がときめくような男を僕が見つけてやる”と必死に声をかけるのだが…。
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