物語の主役は、完成間近の東京スカイツリーのふもとにある古ぼけた団地に暮らす本郷一家。父・勇次(錦戸亮)、母・幸子(水川あさみ)、そして8歳の長男・大(山崎竜太郎)と6歳の長女・眞子(久家心)はほどほどに幸せな、ごくごく普通の家族のように見えた…が、実はそれぞれが、それぞれの胸に隠している“言い出せない或ること”があった。
父・勇次は中流機械メーカーの人事部で働いている。胃痛の原因は、自分よりも年上の社員にリストラを宣告するという役目からのストレス。土下座の日々の中、ついに勇次は世話になった上司・窪田松夫(泉谷しげる)にリストラ宣告をしなければならなくなるが、その際に、思いがけないある真実を告げられることになる。
この一家には子どもたちが生まれる前から「夢の箱」と名付けられた缶が存在していた。それはハワイ旅行のための貯金箱。しかし、お金は一向に貯まらない…。そう、本郷家は、ちょっとした“貧乏”家族。父の微々たる給料では4人家族を養えるわけがなく、幸子はパートをいくつも掛け持ちしながら、節約節約の日々…。どこか冷めた長男から言わせれば、「いつか、うちの家族は、ホウカイするな」。
そんなある日のこと。眞子はスーパーの前で、震えながらぽつんと座っている一匹の子犬(ポメラニアン)を目撃する。翌日も、その子犬は誰かを待っているかのように、同じ場所に座っていた。そのうち、通報でやってきた動物愛護センターの車に乗せられるのを見た眞子は、必死になって車を追いかける。
「助けなくちゃ!」そして、子犬を追って動物愛護センターにたどりついた眞子を待っていたのは…!?
犬を飼うということ〜スカイと我が家の180日〜 TOPへ
各話視聴率へ
2011年春ドラマ(4-6月)TOPへ
『犬を飼うということ〜スカイと我が家の180日〜 #01』の上へ