京都市内で、頭部から血を流して倒れている女性が見つかった。被害者の身元は、バイオリニストの秋山由紀恵(筒井真理子)と判明。何者かに突き飛ばされたのか、石で頭を強打して意識不明の重体で、そばにはピアノの形をしたブローチが落ちていた。
由紀恵は現在、海外赴任中の商社マンと結婚し、夫の連れ子・隼人と共に暮らしていたが、4年前までは会社社長の沖田英俊の妻であり、元夫のもとにひとり娘の彩音(荒井萌)を残して家を出ていた。
それを聞いたおみやさん(渡瀬恒彦)は、未解決の放火事件を思い出す。実は3年前の深夜、沖田家から火災が発生。英俊が死亡したのだが、その際、英俊の再婚相手・佐知子(洞口依子)は「見知らぬ男が家から逃げ去ったのを見た」と証言していた。だが、沖田家の付近に設置されていた防犯カメラのどれにも犯人らしき男は映っておらず、近所では財産目当てに後妻の佐知子が放火したのではないかというウワサが流れていたのだ。
部下の洋子(櫻井淳子)と共に彩音のもとを訪ねたおみやさんは、佐知子と彩音が言い争っている場面に遭遇。英俊の死後、“生さぬ仲”の2人は、うまくいっていないらしかった。
おみやさんが、現場に落ちていたピアノのブローチは彩音のものではないかと語りかけると、彩音はそれを認め、前日、事件現場の公園を訪れたことを打ち明ける。そして、そのとき、継母の佐知子が、実の母・由紀恵と言い争っているのを見たと話すのだが…!?
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タグ:おみやさん 第8シリーズ