概要
韓国のベストセラー小説『カシコギ』(日本名:トゲウオ)を原作として舞台設定を現代の日本に置き換えてドラマ化。白血病と闘う幼い息子と、息子を献身的に看病する父親(反町隆史)の哀い運命を描いたヒューマンドラマ。
キャッチコピーは「韓国で200万人が涙したベストセラー日本で待望のドラマ化」。
主演の反町は『GTO』以来13年ぶりに関西テレビ火曜22時枠で主演を務める。また反町は『ロト6で3億2千万当てた男』(ABC・テレビ朝日)以来3年弱ぶりの連続ドラマ主演作でもある。
あらすじ
新聞記者の澤本大地は、家庭を省みず、常に仕事を優先していたが、ある日突然、妻・華織が家を出て行ってしまう。残された息子・羽雲(わく)の面倒を1人で見る事になる中で、息子が自分に向けられた無償の愛を知り、父子の絆を深めていくが、息子が白血病であるということが発覚する。そして羽雲の治療が開始され予断を許さぬ一進一退の治療が進む中、父子間の絆もより一層深まっていく。やがて、ようやく羽雲の治療にも光明が見え始めた頃、大地自身の身に本人も思いもよらなかったある事実が…。
キャスト
澤本家
澤本 大地(38):反町隆史
本作の主人公。産和新聞社に勤務する報道記者。A型。決して妥協を許さない仕事人間で、何事にも厳しい。論理的に人を糾弾することが得意で、仕事での評価は高く、自身もその事に誇りを持つが、職場に仲間と呼べる人間はおらず、家庭も省みない。
澤本 羽雲(6):加部亜門(子役)
澤本と華織の息子。愛称及び一人称:わっくん。一人称の事を同級生にからかわれているが、恥ずかしくて「俺」「僕」と言えない。白血病を患っていることが判明する。
澤本 華織(34):井川遥
澤本の妻で、羽雲の母親。元はキュレーターで、展覧会の企画や開催までの全てを取り仕切っていた。キャリア志向だったが、羽雲の妊娠を機に専業主婦となる。ある日、夫と息子を残して1人家を出て行ってしまう。
明青医科大学付属病院
紺野 七海(25):榮倉奈々
チャイルド・ライフ・スペシャリスト(CLS)。勉強熱心で直向きだが、理想が高く、頭でっかち。頑張り屋だが、焦って、空回りしてトラブルを引き起こす事もある。様々な局面で、病棟の子供達や、澤本親子と関わっていく中で、子供や親の気持ちを現実を目の当たりにしながらも、一人の人間として、大きく成長していく。
黒木 啓二:渡辺邦斗
研修医。
足立 優香:永池南津子
小児科の看護師。
円山 湊人(45):伊原剛志
小児科医師。バツイチ。慇懃無礼で、病院に寝泊まり、寝癖だらけの髪で毎日出勤し、机の上は汚く、看護師にはセクハラ三昧だが、実は子供と真摯に向き合える優秀な医者である。
その他
細川 良二:荒木宏文
羽雲の担任教師。
雪村 慎平(58):鹿賀丈史
東京美術大学の教授。華織と偶然知り合い、良き相談相手として、彼女の心を支えていく。子供の為に開いた美術セミナーを開催している。羽雲の個性的な絵の才能を伸ばしてあげることに生きがいを感じており、羽雲からも「ぺーせん」と慕われている。
奥田 真一:北見敏之
産和新聞社社会部の部長。大地の上司。
スタッフ
原作:チョ・チャンイン「グッドライフ」(訳:金光英実/小学館文庫)
脚本:大島里美
演出:三宅喜重(関西テレビ)、白木啓一郎(関西テレビ)
プロデューサー:笠置高弘(関西テレビ)、木村淳(関西テレビ)
アソシエイトプロデューサー:安藤和久(関西テレビ)
制作著作:関西テレビ
主題歌
JUJU「また明日…」(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)
各話あらすじ(2011.4.19 - 2011.6.28)全11話 平均視聴率 8.67%
第1話 2011年4月19日「パパはとっても悲しい生き物です」
第2話 2011年4月26日「ぼく入院するの?」
第3話 2011年5月3日「パパの大事なもの」
第4話 2011年5月10日「パパとボクの約束」
第5話 2011年5月17日「ぼくの会いたい人」
第6話 2011年5月24日「絆」
第7話 2011年5月31日「運命」
第8話 2011年6月7日「パパが伝えたい事」
第9話 2011年6月14日「パパの生まれた町」
第10話 2011年6月21日 「さよなら、パパ」
最終話 2011年6月28日「ありがとう、パパ」
各話視聴率
グッドライフ〜ありがとう、パパ。さよなら〜/関西テレビ
(グッドライフ〜ありがとう、パパ。さよなら〜 - Wikipedia)
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この作品は、俳優さんの頑張りが目立ちますね。