萌奈美(今井美樹)の意識がやっと戻り安堵する祐(草g剛)だったが、担当医師より、春を迎えるのは難しいと告げられる。あとは、萌奈美に生きる希望を持たせること……肇(佐藤健)からも「兄ちゃんなら何か見つけられる」と励まされ、祐は萌奈美のために自分が出来ることを探し始める。
そんなある日、東京から義母の章子(江波杏子)と琴音(森迫永依)が見舞いに訪れた。章子は、航一(高嶋政伸)がしてきたことを謝罪し、これからは出来る限りのことをすると約束してくれた。だが、言葉の意味を理解できない「失語症」の症状が出てきている萌奈美は、それが怖くて娘にも電話も出来なくなっていると章子に漏らす。
一方、気が抜けたようになった航一は、ヨリを戻そうと迫る理恵(白羽ゆり)に突然刺され、緊急手術を受けることになった。しかし、航一の血液型が日本に数十人しかいないもので、血液の確保が困難な状態に。焦る中、医師の木村(菊池均也)があることを思い出し、職員のデータベースから同じ血液を探し当てた。その人とは……!?
それからほどなく、航一の手術は成功。麻酔から目を覚ました航一に「求めるだけじゃなく、許すのも夫婦です」と章子。それから数日後、退院した航一は山形で入院生活を送る萌奈美の元を訪ね、萌奈美を追い詰めてしまったことを詫び、琴音を萌奈美の分まで愛していくことを約束して、萌奈美に別れを告げるのだった。
一方の祐は、残された時間を少しでも安らかに過ごして欲しいという想いから、退院して山形の家で療養しようと、萌奈美に提案する。その数日後、祐の家で過ごすようになった萌奈美に会うため、東京から肇と安奈(加藤ローサ)、琴音がやってきた。それは、祐が肇に頼んでのことだった。琴音は萌奈美が作ったレシピノートを出し、萌奈美のために涙をこらえながら料理を作る。愛情たっぷりの食卓をみんなで囲み、あの桜を一緒に見に行くことを約束する。が、その後日……。
第1話 2011年1月16日「命をかけた最後の愛運命の出会いは残酷な死へと…」
第2話 2011年1月23日「夫の裏切りと死の宣告」
第3話 2011年1月30日「夫の復讐…暴かれた嘘」
第4話 2011年2月6日「全て捨てても、君を守る」
第5話 2011年2月13日「もう会えないとしても…」
第6話 2011年2月20日「二人きりの兄弟だから」
第7話 2011年2月27日「娘に遺す、最後の言葉」
第8話 2011年3月6日「命が尽きる、その時まで」
冬のサクラ TOPへ
各話視聴率
2011年冬ドラマ(1-3月)TOPへ
タグ:冬のサクラ