カリスマ女優のカオル(浅野ゆう子)と、所属事務所の社長・光代(阿知波悟美)が、突然、伊良部(徳重聡)の診察室にやってきた。何事かと戸惑う伊良部を尻目に、カオルは持ってきたエクササイズマシンで一心不乱に体を動かし始める。世間的には自然体の生き方を売りにしているカオルだが、その実は体重の増加や美ぼうの衰えにおびえ、居ても立ってもいられないでいた。この日も、食べざるをえなかったロケ弁のカロリーを消費しようと、光代の幼馴染みであるマユミ(余貴美子)の勤め先に場所を借りに来たのだった。
そんな中、カオルはライバル女優・さと美(秋本奈緒美)とW主演するドラマ撮影のかたわら、有名人の素顔を映すドキュメンタリー番組の密着取材を受けることに。これまでは、光代のサポートもありダイエットとアンチエイジングにとりつかれている裏の顔を隠し通してきたものの、多忙な仕事と密着取材の中ではごまかし切れそうもない。信頼する光代から「一度医者に診てもらった方がいい」と、勧められたこともあり、カオルは再び伊良部の診察室を訪れる。
カオルの様子を見て、強迫観念にとらわれていると察した伊良部は、突拍子もない治療法を口にする。そして、「この症状は一歩間違えると死んじゃうからね」と、冗談とも本気とも取れる忠告をするが、当のカオルはまったく聞く耳を持たず、怒って帰ってしまう。ところが、その翌日、ドラマの撮影現場に伊良部が姿を現す。父親のコネを使い“医療監修”という名目で急きょスタッフに加わったらしいのだが、伊良部はそこでも再びカオルを困惑させる行動に出て…!?
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