平聖中央病院では、ついに小児外科が復活する。
ところが、副院長の桐生奠は、人事権を持つ小児外科部長に、自分の腹心の坂本を据えることで、命を小児外科で飼い殺しにしようと目論んでいた。
坂本が奠に従うのにはある理由があった。
坂本の息子・一馬は、2年前に腸回転異常症の手術で小腸の大部分を切除、それ以来平聖中央病院で入院生活を送っていた。
息子の為にも平聖中央病院で働き続けたい坂本は、実力者の奠に従わざるを得なかったのだ。
小腸の移植手術はリスクが高く、他に治療法もないと諦めていた坂本。
しかし、そんな坂本に、命は一馬の治療をさせて欲しいと申し出る。
しかも命は、独自に考えだした手術方法なら、20cmしかない一馬の小腸を今の5倍の長さに伸ばすことが可能だと言う。
成功すれば、他の子と同じように学校にも通えるようになるかもしれない…。
奠からの圧力と、命の申し出との間で、激しく揺れる坂本。
一方、開業医の神道は切迫した様子で、以前命が検査を受けた病院に問い合わせ、命の検査結果を取り寄せていた…。
最上の命医 TOPへ
各話視聴率へ
2011年冬ドラマ(1-3月)TOPへ
タグ:最上の命医