京都市内の住宅で、銀行支店長の並木善也(田中実)が死んでいるのが見つかった。死因は青酸性毒物による急性中毒死で、ベッドサイドに置かれたエスプレッソ用のコーヒーカップから毒物反応が出た。書斎のパソコン画面には「最後に皆に会えてよかった。さようなら」と書かれた遺書のようなものが見つかった。
突然、現場検証をしていた桐島孝作(船越英一郎)が、真田英俊(嶋政宏)に「班長、アメフトやっていたんですか?」と声をかけた。実は、真田と並木は大学時代のアメリカンフットボール部の仲間であり、桐島は若かりし頃の真田が被害者と共におさまった写真を居間から見つけたのだった。そして、別室には、真田にとって懐かしい顔が集まっていた。
その晩、並木の家には、山村逸人(大浦龍宇一)、堀孝行(奥田達士)、関口俊二(池内万作)らアメフト部の仲間と、並木の妻であり、同じ大学のチアリーダーだった千春(古村比呂)が約20年ぶりに集まって“同窓会”を開いていたというのだ。真田は忙しいだろうからと誘わなかったという。
会がお開きになった際、並木は千春にコンビニでの買い物を依頼。千春が帰宅したところ、寝室で亡くなっていたという。毒入りのカップやパソコンに付着していた指紋は、本人のものだけ。捜査一課は“自殺”と断定しようとするが、それを同窓会メンバーに告げたときの反応を桐島は見逃さなかった・・・!?
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