国選弁護人の佐原(田村正和)は、殺人および放火の罪で起訴された岡本泰之(和田正人)という男を弁護することになった。事件の被害者は、家電メーカーに勤める古川達郎(林泰文)。警察は、古川が勤める家電メーカーのデジタルカメラを購入した岡本が、その故障に腹を立て、古川を殺害した上、自宅を放火したと推察。現に古川のパソコンには岡本から大量の脅迫メールが送られており、岡本の所持品からは古川宅周辺の地図が発見されていた。
しかし岡本は、罪状は検事が勝手に作り上げたものだとして否認。佐原も無罪を主張し、鶴岡(近藤芳正)や富田(松尾敏伸)を驚かせる。佐原はえん罪を確信しているわけではなかったが、状況証拠しかないことに疑問を抱いていたのだ。
第一回公判の翌日、テレビで佐原が岡本の弁護していることを知ったという女性・吉崎文香(原沙知絵)が、佐原の事務所を訪ねてくる。文香は事件が起きた同時刻に、現場から車で20分の距離があるスーパーで岡本に会ったと証言。岡本は文香が勤めているコンビニの常連客だった。証人の出現に一同が胸をなでおろす中、激昂した女性の声で「岡本があの人を殺したに決まってるじゃない!」という電話がかかってきて…。
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