平聖中央病院の屋上で、ある騒ぎが起きる。
ジュニア・アイドルの佐和なすかは、卵巣嚢腫と診断され、手術に強い抵抗を示して飛び降りようとしたのだった。
卵巣嚢腫の場合、腹腔鏡を使えば、へそともう1箇所の計2箇所に穴を開けるだけで手術できるが、アイドルのなすかは、一切体に傷をつけたくないと言う。
命は、ノーツ(NOTES)という内視鏡手術を提案する。
ノーツとは、口、膣、肛門という人体に最初からある自然な穴から内視鏡を通し、体の表面に一切傷をつけずに行うオペ。これなら体の表面に傷をつけることは無いのだが、なすかの様に卵巣嚢腫の摘出となると、膣から近すぎて切除が難しい上に、そもそも子供の場合、膣からのノーツは行えない。
そこで命は、口から胃を通して卵巣嚢腫を摘出するという、世界初の方法を提案する。
しかし、この方法は、胃の内容物が腹腔内にこぼれてしまうと、術後腹膜炎を起こすというリスクもある。母親のめぐみは激しく反対し、なすかと対立する。
ところが数日後、なぜかめぐみは手術の同意書にサインをすると申し出てくる…。
そして、世界初のノーツを認めるかどうかの倫理委員会が開かれる。
しかし、意外な展開から、命は責任問題を追及されることに…。
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