概要
直木賞作家・奥田英朗による「精神科医・伊良部シリーズ」の連続ドラマ化で、精神科医・伊良部一郎が彼の元を訪れる患者たちに破天荒な診察を施し、心の病を解放させていく姿を描く。徳重聡は本作が連続ドラマ初主演となる。また伊良部が着用する白衣のデザインを、徳重が所属する石原プロモーションの先輩・舘ひろしが手がけた。
キャッチコピーは「ブルーマンデー症候群のみなさん、いらっしゃーい。」
最終回では、舘ひろしがゲスト出演した縁で、『西部警察』の劇中で使用された日産フェアレディ280Z フルオートガルウィング2By2スーパーZ、日産スカイライン2000RS ハードトップ RS-3が伊良部の父・太郎がコレクションしていた車として、スズキGSX1100 KATANA Rが木曾島の車を鳩村が追跡するシーンで登場した他、渡哲也が演じた大門圭介刑事が劇中使用したライフルを大門刑事のコスプレをした伊良部が手にするシーンがあった。
原作との主な相違点
伊良部の診療科目が原作では神経科だが、ドラマでは心療内科。また診察室の場所も、原作では伊良部総合病院の地下だったが、ドラマでは伊良部総合病院の屋上。
原作では若い女性だったマユミが、ドラマでは年齢不詳の美熟女に設定が変更されている。
登場人物の名前や設定が一部変更されている。一例として、第1話の患者・狩野誠司は、原作では猪野誠司という名前である。
キャスト
伊良部一郎(35) - 徳重聡
本作の主人公。1976年1月1日生まれ。血液型AB型。神奈川県出身。伊良部総合病院心療内科の精神科医。注射マニアで、甲高い声で「いらっしゃーい」と迎え入れた患者たちに、まずビタミン注射をし、その光景を撮影する程。自己中心的な性格の典型的なマザコンで、自由奔放な言動で周囲の人間を振り回していく。カナヅチだったが、加奈の指導により、少しだけ泳げるようになった。元は小児科医だったが、患者と同じレベルで喧嘩し、クレームが殺到したため転科。父・伊良部太郎は、伊良部総合病院院長の他に、全日本医師会理事長や、病院の系列校である大井女学院の理事長、伊良部ホールディングスのCEOなどを務めている。患者の帰りがけに「まった来ってねー」と言い放ち、それに対して「二度と来るか!」と患者が返すやり取りがお約束となっている(初診時は伊良部への呆れから、最後の診察では症状の完治を示す)。
マユミ - 余貴美子
伊良部の助手を務める年齢不詳の看護師。胸元が大きく開き、スリットの入ったナース服を着用し、伊良部ですら立ち入り禁止の小部屋が診察室内に存在する。本人曰く、暴走族にも顔が利くことから、院内では伝説の元レディース説や院長の愛人説、さらに都市伝説レベルのものまで、さまざまな噂が飛び交っている。その一方で、新人看護婦からは憧れの対象となることが多く、バレンタインにはたくさんのチョコをもらうほど。レディース時代、鳩村に救われたのがキッカケで足を洗った。
伊良部茜(24) - 原幹恵
伊良部の元妻(ただし離婚調停中のため、戸籍上はまだ伊良部の妻)。1986年6月26日生まれ。伊良部とお見合いパーティーで知り合い結婚するが、度重なる伊良部のコスプレ要求に痺れを切らし、わずか3ヶ月で破綻。1億円の慰謝料を支払ってもらうまでは離婚届に判を押さないとたびたび伊良部の元に押しかけ、何とか慰謝料を支払わせ、更に上乗せしようと弱味を探して付きまとう。伊良部からは「オッパイ女」と呼ばれているが、お見合いパーティーの席で、Gカップの胸をHカップだと嘘をついていた。さらに読者モデルをしている雑誌『Fierte』では、年齢もサバ読みしている。原作の「勃ちっ放し」に同じ立場の人物が登場するが、ドラマへの登場に伴い無かった名前が追加され、またレギュラーとして全エピソードに登場するなど、半ばオリジナルキャラの扱いとなっている。
下柳康男 - 野添義弘
製薬会社・王帝製薬の営業。自社製品を売り込むために伊良部を接待する。原作における「知り合いのイラン人」に代わる人物。
ナレーション - 渡辺篤史 。
スタッフ
* 原作:奥田英朗『イン・ザ・プール』『空中ブランコ』『町長選挙』(文春文庫刊)
* 脚本:八津弘幸、田中一彦、高山直也
* 音楽:`島邦明
* 演出:橋伸之、常廣丈太
* ゼネラルプロデューサー:黒田徹也(テレビ朝日)
* プロデューサー:船津浩一(テレビ朝日)、里内英司(5年D組)、松井洋子(5年D組)
* 制作協力:5年D組
* 制作:テレビ朝日
主題歌
* Not yet「週末Not yet」(日本コロムビア)
各話あらすじ(2011年1月30日 - 2011年3月27日)全8話 平均視聴率 7.04%
第1話 2011年1月30日「直木賞トンデモ痛快ドクターの(秘)治療法」
第2話 2011年2月6日「義父への殺人衝動を阻止せよ!!」
第3話 2011年2月13日「美人コンパニオン!!壮絶女の闘い」
第4話 2011年2月20日「モンスター患者!?究極の臨死体験」
第5話 2011年2月27日「カリスマ女優の暴かれた秘密!?」
第6話 2011年3月6日「水着で不倫デート!!人妻の誘惑…」
第7話 2011年3月20日「恋の三角バトル!!」
最終話 2011年3月27日「最強の患者…伝説の刑事が復活!!」
※3月13日に放送予定だった第7話は、2011年東北地方太平洋沖地震に伴うANN報道特別番組放送のため休止。振替放送日程は1週間繰り下げの3月20日放送された。
各話視聴率
番組公式サイト
(Dr.伊良部一郎 - Wikipedia)
タグ:Dr.伊良部一郎
それがもう終わりは寂しいです
もっと続きをやって下さい
ドラマは好きですが
コメントをするのは初めてです
徳重聡さんの明るい演技に癒されます。
ドラマの中身が納得のいく面白さが有って
ユーモアも程よい心地良さで、仕事の疲れや嫌な事でも、吹っ飛びます。
余貴美子さんて、余り好きでなかったのですが
Dr.伊良部一郎ではバッチリ良い味出してますね
嫌味の無いサラリとした冗談がたまらないのだと
思います。徳重さんの爽やかさが魅力です❤
それがもう終わりは寂しいです
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ドラマは好きですが
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徳重聡さんの明るい演技に癒されます。
ドラマの中身が納得のいく面白さが有って
ユーモアも程よい心地良さで、仕事の疲れや嫌な事でも、吹っ飛びます。
余貴美子さんて、余り好きでなかったのですが
Dr.伊良部一郎ではバッチリ良い味出してますね
嫌味の無いサラリとした冗談がたまらないのだと
思います。徳重さんの爽やかさが魅力です。
伊良部の馬鹿さ加減が、いい意味で面白かったですね。
せっかくですので公式サイトのご意見・ご感想BBSに書きこんでみてはいかがでしょうか。URLは http://www.tv-asahi.co.jp/irabu/bbs/index.html
です。