2010年12月28日

カルテット 各話あらすじ

第1話

視聴率 2.0%
シュン(福田沙紀)にとって、雑居ビルの地下にある、賭博の行われる格闘場で活躍する弟のリン(児玉ユースケ)は、守るべき最愛の家族だったが、大会を主催する塚本(永澤俊矢)は、メジャーへと転身を図ろうとするシュンたちの行動を快く思っていなかった。

一方、スカウトマンのタケル(松下優也)は、街を歩いては、怪しげな映画に女優として出演させるために女たちに声をかける日々だった。一見お調子者の彼だが、夜はプッシャ−(麻薬密売人)を見つけては、潰すことが生甲斐である。そんなタケルを陰で見ている男たちもいて…。  

そんなシュンとタケルが初めて出会ったのは、タケルがいきつけのバー「グリーン」。タケルに痛めつけられたことを恨んだプッシャ−たちが店に押しかけ、乱闘が始まると、その戦いにシュンも参戦する。


第2話

視聴率 1.6%
シュン(福田沙紀)は、弟のリン(児玉ユースケ)が、海外の団体と契約し、地下格闘場から抜け出ることを心待ちにしているが、塚本は彼女たちの動きを警戒していた。塚本から呼び出されたリンは、これから試合に出ることを迫られる。「リンが負ける方に大金を賭ける」との塚本の言葉に、リンはプライドを傷つけられ、奮い立つ。そんな様子をこっそり聞いていた、塚本の愛人であるカスミ(夏菜)は、どこかに携帯メールを打ち、謎の行動を取っていた。

タケル(松下優也)は相変わらずプッシャ−狩りに精を出している。目に余る彼の行動に、プッシャ−たちは、タケルを倉庫に誘き寄せ、監禁する。誰に頼まれて狩りをしているのか、詰問されるタケルだが、やり取りの中で「塚本」の名前を耳にする。


第3話

視聴率 1.4%
プッシャ−たちに襲われたタケル(松下優也)は、トカゲ(虎牙光輝)と呼ばれる謎の男に救い出され、無機質な白い部屋で目覚める。現れたのは、警視庁組織犯罪対策部特殊班に属するクチナワ(上川隆也)。クチナワは自分たちと組んで悪と闘うことをすすめる。「警察の犬」にはなりたくない、としぶるタケルだったが…。

一方、最愛の弟を試合で失ったシュン(福田沙紀)は、塚本への復讐を誓い、弟が生前入れるつもりだったタトゥーを自らに彫り入れる。そんなシュンにも近づくクチナワ。巨大暴力組織の構成員で、大量のドラッグを扱ってきた塚本が、住民のほとんどが不法滞在者で、日本人がいなくなっていたミドリ町に潜伏し、ここでドラッグの工場を作っていることを教える。
クチナワは、シュンとタケルがカップルを装い、治外法権化しているミドリ町に潜入、証拠となる新型ドラッグを手に入れ、塚本を逮捕することを提案する。


第4話

視聴率 1.7%
シュン(福田沙紀)とタケル(松下優也)は、クチナワ(上川隆也)の導きで、日本国内にありながら治外法権化しているミドリ町に潜入、捜査を開始した。猥雑な町並みに驚くタケルに、シュンは、ここではよそ者は監視され、無闇に行動するのは危険だと教える。内通者からの連絡を待て、というシュンにいらいらを募らせたタケルは、さっそく町の若者たちといざこざを起こしてしまう。そんな中、シュンは寺院の中で祈りを捧げている女・小春(福本幸子)と出会う。


第5話

視聴率 1.4%
騒ぎの中、謎の女・カスミ(夏菜)と出会ったシュン(福田沙紀)とタケル(松下優也)。カスミはミドリ町を牛耳っている塚本(永澤俊矢)の愛人として、ドラッグ密造工場を摘発するために囮捜査をしている。シュンとタケルは、クチナワ(上川隆也)との関係を問い詰めるが、彼女は言葉をにごす。そんなカスミを信用することが出来ないシュン。
賭博場で敵対するタンたちと騒ぎを起こす塚本に遭遇したシュンは、命を賭けて死んだリン(児玉ユースケ)の復讐を晴らそうとする。シュンの決意を察知したカスミは・・・。


第6話

視聴率 1.7%

新型ドラッグを見つけ、塚本を追い詰めたいシュン(福田沙紀)とタケル(松下優也)。カスミ(夏菜)は塚本(永澤俊矢)の懐に潜り込み、危険な捜査を続けているが、彼ら三人の間には、次第に連帯の意識が芽生えていた。 

一方ミドリ町では、塚本と、賭博場を仕切るボス・タンとの争いが激化し、一触即発の様相となってきた。シュンたちはある建物から死体らしきものが運び出されるのを目にし、そこがドラッグ工場ではないかとあたりをつける。
タンの妹だが、シュンと親しくなっていた小春(福本幸子)は、シュンを避けるようになっていた。幼い息子・タオを育てる彼女には何か心配ごとがあるようだ。


第7話

視聴率 1.6%

シュン(福田沙紀)とタケル(松下優也)は、小春(福本幸子)の家を訪れ、彼女の夫が工場から失踪した理由を訊ねる。シュンたちは、塚本(永澤俊矢)が工場でドラッグを作らせ、陰では殺人さえ行われているのではと話すが、小春は質問に答えない。この町で暮らす人々にとって工場は、人並みの生活を送るための大切な働き場所だったのだ。そんな小春にシュンは同情的だ。そんな中、塚本の愛人として危険な捜査を続けていたカスミ(夏菜)からの連絡が途絶え、事態は風雲急を告げる。


第8話

 視聴率 1.0%

新型ドラッグの証拠を手に入れたタケル(松下優也)は、クチナワ(上川隆也)のもとにかけつける。ミドリ町に残してきたシュン(福田沙紀)とカスミ(夏菜)を心配するタケルだが、ドラッグ工場を潰すことを最優先するクチナワは、検査の結果が出るまではと、なかなか動かない。しびれを切らすタケルに、クチナワはミドリ町で行われている危険な賭けについて説明する。複数の人間が順繰りに相手を打ち合い、最後の一人まで殺し合いを続ける「殺人ルーレット」。その賭けの対象にシュンとカスミはなってしまい…。


第9話(最終話)

 視聴率 2.2%

違法ドラッグの製造と「殺人ルーレット」の行われているミドリ町。残してきたシュン(福田沙紀)とカスミ(夏菜)を救出するため、タケル(松下優也)は単身舞い戻る。タケルは「殺人ルーレット」の会場に潜り込み、窮地に陥っていた二人と合流するが、そこから塚本(永澤俊矢)や手下たちと、銃弾の飛び交う激しい戦いが始まる。

現場へ踏み込むため、タケルからの合図を待っているクチナワ(上川隆也)とトカゲ(虎牙光輝)のもとに、上層部から捜査の撤退を命令する電話が入る。緊迫した状況の中、シュンたちは塚本の悪事を裁けるのか?それぞれの思いを遂げることは出来るのか?!


平均視聴率1.62%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)


※東北地方太平洋沖地震の影響で、3月15日(TBS)・3月17日(MBS)に予定されていた最終話の放送が休止となった他、各局で放送休止・変更が相次いでいる。


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posted by Dhunting | Comment(0) | TrackBack(0) | 2011年冬ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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