原作は真保裕一の『天使の報酬』。
2011年夏にはドラマの続編「映画版 外交官・黒田康作(仮)」が公開予定。
概要
織田裕二主演で2009年に公開された映画『アマルフィ 女神の報酬』の続編である。新たなパートナーには柴咲コウを迎え、映画では描かれなかった黒田の過去が描かれる。映画の舞台はイタリアのアマルフィだったが、今回は日本、アメリカ・サンフランシスコ、メキシコの3ヵ国が舞台となっている。織田と柴咲は『県庁の星』以来5年ぶりの共演。
ストーリー
アメリカ・サンフランシスコで「WTO農業交渉会議」が開催されることになり、外交官の黒田康作(織田裕二)は外務副大臣の警護のためにボリビアからサンフランシスコへと向かう。そんな中、黒田は元同僚でNPO団体「ボーダレス・エイド」主催者の霜村毅(香川照之)に呼び出されて11年ぶりに再会する。その数日後、日本で起きていた大学医学部教授殺人事件の容疑者だった霜村は、ビルから飛び降り自殺をしてしまう。連絡を受け、霜村の遺体を確認した黒田だったが、疑問を感じて佃署の刑事・大垣利香子(柴咲コウ)と一緒に、霜村について調べ始める。
キャスト
* 黒田 康作 - 織田裕二
テロから邦人を守る日本国外務省の外交官。
* 大垣 利香子 - 柴咲コウ
佃署の女性刑事。事件解決のために黒田とタッグを組む。空間認識能力にすぐれ、捜査地図を描かせたら天下一品の地図オタク。
刑事として意欲はあるが、捜査力はイマイチ。両親が営む銭湯の前に一人暮らしをしている。
外務省
* 観上 祥子 - 草刈民代
黒田に疑念を抱く女性外務副大臣。東大の出身で元女子アナという経歴を持つ。
* 悠木 圭一 - 萩原聖人
外務副大臣秘書官。祥子の右腕。
* 斉藤 修助 - 近藤正臣
外務大臣。
* 西園寺 守 - 田中圭
外務省メキシコ室職員。若いがやり手の外交官。自分以上に仕事のできる黒田の存在に焦る。
* 鴨下 祐司 - 大倉孝二
守の上司で外務省メキシコ室室長。西園寺などを上手く利用し、メキシコ室をまとめている。黒田には一目置く。
* 山野 アミ - 高橋真唯
外務省メキシコ室所属。
* 武井 勇人 - 樋渡真司
外務省メキシコ室所属。
* 野中 美月 - 三浦まゆ
外務省メキシコ室所属。
* 大島 寿志 - 渡辺邦斗
外務省カリブ室所属。
* 安藤 庸介 - 鹿賀丈史(特別出演)
邦人テロ対策室室長。
佃警察署刑事課
* 山路 貴繁 - 岩松了
利香子の上司で佃署刑事課課長。
警視庁捜査一課
* 新居田 一彦 - 田中哲司
刑事。
* 鷹村修司 - 君沢ユウキ
刑事。
大垣家
* 大垣 保 - 六平直政 利香子の父親。
* 大垣 今日子 - 美保純
利香子の母親。
霜村家
* 霜村 毅 - 香川照之
謎の死を遂げた黒田の旧友。NPOの医療団「ボーダレス・エイド」の主宰者。
* 霜村 瑠衣 - 夏帆
毅の娘。忙しい父に代わって、親戚に育てられた。
* 霜村 倫世 - 紺野まひる
毅の妻、瑠衣の母。
その他
* 佐々木 藍子 - 片瀬那奈
フリーライター。ある事件を調べるため、黒田と利香子に接触する。
* 君島 祐太朗 - 西島隆弘(AAA)
瑠依と同じ高校に通う先輩。
* ジョン - イ・ビョンホン
韓国系アメリカ人の刑事で、黒田とは旧知の仲。黒田に情報を提供する。
スタッフ
* 原作:真保裕一
* 企画:臼井裕詞
* プロデュース:牧野正
* 脚本:古家和尚、池上純哉
* 演出:西坂瑞城、永山耕三
* 音楽:菅野祐悟
* 制作:フジテレビドラマ制作センター
主題歌
* IL DIVO「TIME TO SAY GOODBYE」(ソニーミュージックジャパンインターナショナル)
各話あらすじ(2011.1.13 - 2011.3.17)全10話 平均視聴率 10.13%
#01 2011年1月13日「ドラマ史上空前のスケール!!舞台はシスコから東京へ。外交官黒田と地図オタク女刑事が国境を越えた怪事件に挑む!!」
#02 2011年1月20日「今夜いよいよ東京編スタート!!」
#03 2011年1月27日「迫る、再会の時」
#04 2011年2月3日「王女誘拐事件の謎」
#05 2011年2月10日「ついに、直接対決」
#06 2011年2月17日「悲しき犯人逮捕」
#07 2011年2月24日 「裏切り、切ない絆」
#08 2011年3月3日「最後のターゲット」
#09 2011年3月10日「今夜、明かされる!事件の全容」
#10(最終話)2011年3月17日「この国の未来へ」
各話視聴率
番組公式サイト
(外交官・黒田康作 - Wikipedia)
タグ:外交官・黒田康作