桜彩乃は同じ会社にいた里見愛子からの電話を受ける。クレーマーの電話に困っていると相談された彩乃は示談交渉人である白井虎次郎・通称白虎に助けを求める。食品メーカーの商品開発部から企業宣伝部に異動した愛子。クレーマーの愛子個人に対する攻撃は徐々にエスカレートしているという。ここ1ヵ月、クレームの電話は毎日あるらしく、愛子はその客に納得して電話を止めてもらいたいと依頼。白虎はこのトラブルを引き受ける事に。
再びかかってくるクレーマーからの電話。白虎と彩乃はクレーマーと愛子のやりとりを確認する。クレーマーはその気になればアンタの過去だって調べられると脅し、冷静だった愛子も取り乱してしまう。会話を聞いた白虎は、愛子のフルネーム、住所まで知っている事から白虎はクレーマーの狙いが愛子への個人的な復讐と判断する。ボイスチェンジャーを使っているのも素性がバレるのを恐れているためと睨む。
犯人の心当たりはないという愛子。だが、白虎は愛子の防御の仕草に気付き、何かを隠していると推理。白虎は愛子を尾行しろと彩乃に指示を出す。彩乃は愛子の後をつける怪しげな青年に気付く。青年は愛子に迫りながらポケットに手を入れ、危険を察した彩乃が危ないと叫ぶと、青年は逃げ出していく。愛子は青年との関係を告白。青年は1ヵ月前に別れた元カレの若林誠だという。バーのマスター、藤井信吾は別れとクレームが始まった時期が一致する事を不審に思う。しかし、愛子は誠は逆恨みするような人じゃないと庇う。誠は警察官僚を目指す真面目な大学生だという。翌日、教師の母親、若林広恵に見送られて家を出た誠に声をかける白虎と彩乃。昨夜、誠は愛子に手紙を渡そうとした事を告白する。誠は警視庁の面接に落ちた途端に別れを切り出された事を明かし、愛子とやり直したいだけだと訴える。白虎は誠がクレーマーなら今後電話をしてこないと予想する。翌日、彩乃はクレーマーの電話が規則的な時間にかかってくる事を突き止め、誠が講義の合間にかけていると推理。この日は電話がないと一安心した時、電話が鳴り響き、愛子が受話器を取る。その電話はクレーマーからのものだった。
その日の夜、愛子は部長に頼み、商品開発部に戻れる事になったと彩乃たちに報告する。商品開発部は外部からの電話が全て受付経由。いざという時は受付で止める事ができると、愛子はゴタが解決していないにもかかわらず、報酬を白虎に渡して去っていく。白虎は愛子が隠している事を突き止めない限り、ゴタは解決できないと考える。翌日、白虎と彩乃は愛子を尾行し、愛子が横山由里にお金を渡している場面を目撃する。白虎たちは愛子と別れた由里に声をかけ、由里は愛子の意外な事実を打ち明ける。。。
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