舞と昔の自分が写る写真を取り出す霧島。それはアメリカでの事件後、唯一残った写真だった。霧島の失った記憶は曖昧なままだったが、舞を愛していた事をはっきり覚えていた。アメリカで証人保護プログラムの医師だった霧島は敵対するマフィアに命を狙われ、顔を変えて保護されたのだ。
夜の繁華街。霧島は舞の店を訪れ、アメリカにいた頃の事を訊ねると、舞は恋人と一緒に暮らしていたと明かす。その恋人は医療関係の仕事をしていたが何年か前に死んでしまったという。その彼と結婚するつもりだった舞。だが、舞が帰国中に彼の家が火事になってしまったという。舞はスタッフに呼ばれ、店の奥へと消えていく。奥にある事務所で待ち受けていたのはヤクザたちだった。
ヤクザたちは稼げない舞に売春を命じ、殴ろうとする。助けに入る霧島だったが、ヤクザたちは舞にナイフを突き付け、手出しできなくなった霧島を容赦なく痛めつける。舞はホテルの一室で霧島を手当てする。霧島は持っていた写真を舞に見せると、舞は自分と恋人だった神坂蓮の写真を霧島が持っている事に驚く。霧島は記憶がなく、唯一持っていたのがこの写真だと伝える。舞は霧島が整形した蓮だと確信すると態度を豹変させ、霧島のせいでマフィアに利用される羽目になったと怒りを露わにする。
蓮が生きていると考えたマフィアは蓮の恋人である舞を捕まえて利用しようとしていた。逆らえば殺される舞は言いなりになって蓮の行方を探していたという。舞はナイフを持って霧島に襲いかかる。その時、ヤクザたちが部屋に入ってくる。マフィアから蓮を見つけたら舞を始末しろと命じられたヤクザは舞に向けて発砲する。だが霧島は一瞬の隙を突き、舞を連れて逃げ出す。
建物の陰に隠れ、ヤクザたちの追跡をかわした霧島と舞。霧島は舞を助けるため、手術をして顔を変えると伝え、舞の顔を撫でる。その瞬間、大きな衝撃が霧島を襲う。写真に写る舞と顔の焦げた男、炎の中で倒れている神坂、包帯を取って現れる霧島の顔…、次々とフラッシュバックする過去の出来事。霧島は舞の顔に触れた瞬間、全ての記憶が蘇ったのだ。果たして、霧島が思い出した衝撃の過去とは…。
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