そして事件を目撃した翌日から何者かに立て続けに命を狙われた初美。身の危険を感じた初美はフェイスメーカーの元にやって来る。これまでの人生を捨てる覚悟だという初美。霧島は別人に生まれ変わらせてやると告げ、初美はフェイスライブラリーの中から1つの顔を選ぶ。1ヵ月後、霧島は新しい顔に生まれ変わった初美に書類を差し出す。それは志村奈々(MEGUMI)という新しい名前とそのIDだった。こうして初美は志村奈々としての人生を歩み始める。
新しい家に引っ越し、別の仕事を見つけた奈々。事件の事を忘れた頃、奈々はテレビのニュース番組を見て凍り付く。それは公園で刺されたサラリーマンが山中で遺体となって発見されたニュースだった。
再び犯人に襲われるという恐怖に怯えながら生活を送る奈々。そんな奈々の前に霧島が現れる。奈々が事情を説明すると、霧島は過去にこだわっても何も得るものはないと忠告し、初美の顔が売れた事を報告する。奈々は顔を買った人に過去の事を教えた方が良いと訴えるが、霧島は過去を教えないのが決まりだと取り合わない。居ても立っても居られない奈々はパソコンのネット掲示板に初美の写真を貼って情報提供を求める。
すると1通のメールが届き、初美の居場所が判明。奈々は初美の顔を買った女のマンションに向かう。その時、マンションから出て行く男の姿を見て、嫌な予感を覚えた奈々が部屋を訪ねると、そこでは初美の顔をした女が胸を刺されて倒れていた。後日、奈々はその女が亡くなった事をニュースで知り、もう狙われる事はないと安心する。そんな時、奈々は危うく車に轢かれそうになり、通りかかった小山内史郎に助けられる。
これを機に奈々と史郎は付き合う事になり、2人はデートを重ねていく。ある晩、奈々は犯人に襲われる悪夢にうなされて跳ね起きる。史郎は隠し事をせず、何でも打ち明けて欲しいと訴える。そして、奈々が公園の事件を目撃した事、顔を整形した事を打ち明けるが・・・。
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