2010年10月21日

京都地検の女 第6シリーズ 第3話

京都市内で着物の店を営む橘ゆき枝(立原麻衣)が、閉店後の店内で何者かに刺殺される事件が起きた。凶器は、店にある裁ちばさみ。現場には、犯人が落としたと思われるエステティックサロンのレシートが落ちていた。

 そんな事件が起きたとは知らず、その翌朝、こっそり“早朝エステサービス”を受けていた鶴丸あや(名取裕子)は、サロンに聞き込みに訪れた成増警部補(寺島進)に見つかって気まずい空気…。そして直後、レシートの持ち主でもある佐伯美千代(黒田福美)が自首してきた。

 2日後、あやのもとに美千代が送致されてきた。美千代は夫の清一郎(伊藤洋三郎)と共に建築事務所を切り盛りしてきたが、2年前から夫がゆき枝と浮気。事件の日は、エステの施術を受けたあと、清一郎がなかなか帰ってこないことに苛立ち、彼女の店に押しかけたと告白。そのとき夫はすでに店にいなかったが、ゆき枝と口論になって刺してしまったと話す。

 だが、その夜、美千代は現場近くのコスメショップに立ち寄っていたことが明らかになっており、ショップの店員は、美千代が鏡に映った自分を見てフッと微笑んでいた、と供述していた。あやがそれについてたずねると、美千代はあいまいな供述をしたあと「ああいう女は大嫌い」とものすごい剣幕でまくしたてるだけで・・・。

 しかし、あやはどうしても美千代が鏡に微笑んだことに疑問を感じていた。さらになぜ2年間、夫の浮気を静観してきた美千代が、事件の夜に限って取り乱したのかも気になって仕方がなかった。

 捜査をはじめたあやは、被害者のゆき枝もまた、事件の日の夕方、着物を着替えたあと、鏡に映る自分に向かってとても幸せそうに微笑んでいたことを知る。どうやらゆき枝はその日、昔の同棲相手のカメラマン・大林亮二(萬雅之)がコンクールに入賞したことを聞き、喜んでいたらしかったが…。


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