2010年10月09日

相棒 Season3 第19話(最終話)

幽霊? 生霊? 薫が池から髑髏(しゃれこうべ)を掬い上げた!
小野田から情報を得た右京と薫は尼寺へ。
頭蓋骨から復元された顔とそっくりな顔をもつ女性とは・・・。

2005年3月23日(水)
第19話 「異形の寺」
最終回 90分 スペシャル

 深夜、薫(寺脇康文)は、自分から美和子(鈴木砂羽)を奪っていった鹿手袋(西村雅彦)からとある公園へと呼び出される。鹿手袋は美和子に結婚を申し込んだが、美和子の心から薫を追い出すことができず悩んでいるという。

あんたの亡霊に取り憑かれている、という鹿手袋の言葉にあきれていると、2人の前の池の向こう側に全裸の女性が立っているのが目に入る。グルッと池を回って女性のもとへ駆けつけた薫だったが、なぜかそこには誰もいない。池に落ちたのだろうか? 薫は近くに落ちていた魚の網で池を探ると、なんと髑髏(しゃれこうべ=頭蓋骨)がひっかかって・・・。ということは、薫らが目にした全裸の女性は・・・幽霊!?

 翌日の捜査で池からは麻袋に入った頭蓋骨以外の人骨が発見される。どうやら頭蓋骨だけ袋が破れた部分から出てしまったらしい。鑑識の米沢(六角精児)によると、白骨死体は死後3年ほど。25から30歳の女性で全裸で袋詰めにされたようだという。

 美和子が薫を訪ねてきた。鹿手袋との話が気になったらしい。薫が問いただすと、確かに鹿手袋からプロポーズされ、美和子もOKしたとか。が、美和子は条件として自分の心の中から薫を追い出して欲しい、と言ったという。薫の心境は複雑で・・・。

 白骨死体の復顔像が完成すると、唐突に小野田(岸部一徳)が特命課にやって来て右京(水谷豊)に何やら耳打ちをする。なんでも、つい最近元法務大臣の瀬戸内(津川雅彦)と訪ねた寺にいた雀蓮(高橋由美子)という尼僧に復顔像がよく似ているという。

 復顔像の一般公開に合わせるように右京と薫は雀蓮のいる寺へ。玄関に出てきた雀蓮を一目見た右京と薫は思わず息を飲む。まさしく復顔像に瓜二つだ。右京は雀蓮にそれとなく質問を。すると雀蓮は捨て子として育てられ両親の顔を知らないという。身内は双子の弟のみで、その弟も今は世界を放浪しているという。

 右京と薫は寺の中の一室へと案内され、瀬戸内と知り合いだという庵主である蓮妙(高橋惠子)に話を聞くが「幽霊が抜け出したりしませんよ」というくらいで大きな手掛かりはつかめない。

 帰り際、右京は警察の人間を前にしても復顔像の話題を一言も口にしない雀蓮に不審を抱く。「違和感を覚えます」という右京に対しても、雀蓮は考えすぎとふっと笑うだけだ。

 山門を出る右京と薫の前に、捜査一課の伊丹(川原和久)らが現れた。伊丹によると、歯の治療記録から白骨死体の身元が飯島佐和子(高橋由美子=二役)と判明。その佐和子は出家して飯島雀蓮になっているという。

 しかし、雀蓮は間違いなく生きている。とはいえ、歯の治療記録に間違いはないはず。頭をひねる一同を前に右京は大胆な仮説を披露する。その仮説とは・・・。


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