2010年10月07日

京都地検の女 第5シリーズ 第6話

成増刑事(寺島進)は帰宅途中、自宅近くの京刃物職人・松木繁(黒部進)の家を所轄署の池内刑事(益岡徹)が覆面車で張り込んでいるのを目に留める。池内の話では、松木の息子の潤一(浜田学)が傷害事件を起こして逃走中のため、松木の家を張っているという。潤一は金の貸し借りのもつれで、知人の斉田(伊庭剛)を殴ってあごの骨を砕き、意識不明の重傷を負わせていたというのだ。潤一は元ボクサーで、現在は宝飾品のセールスマンをしているらしい。

 松木の家に人影が近づいてくるのを認めた二人は、車から飛び出し逃げようとした男を確保する。男は潤一で、なぜか500万円の入ったバッグを持っていたのだった。

 数日後、潤一があや(名取裕子)のもとに送致されてくる。それまでの池内の調べで、潤一は十数年前に父親と大ゲンカした挙句家を飛び出し、以来一度も家に帰っていなかったことが判明していた。そして、潤一は十日ほど前に父親から500万円を借金し、それを返しに家に戻って来たと主張していた。何かの理由で家に電話を掛けて金を振り込んでもらったらしい。

 あやは、なぜ十数年間も家を空けておきながら、潤一は500万円もの大金を借りようと父親に連絡を取ったのか、また数日で500万円を工面できる男がなぜたった10万円で金銭トラブルになったのかを疑問を持つ。だが、潤一はそのことには一切触れようとはせず、斉田に対する傷害だけは素直に認めたのだった。

 納得できないあやは、潤一の両親を訪ねる。母親の尚子(高林由紀子)の案内で作業場へ行くと、そこでは父親の繁が黙々と鉄を打っていて・・・。


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