糀谷の事件は、あやが担当することになった。糀谷は、ボウリング大会の相談をするために部屋に行ったところ、些細なことで口論となり、カッとなって刺してしまった、と供述する。
しかしあやは、糀谷の供述に違和感を持った。犯行動機が曖昧であることと、何より気になるのが、現場写真に写っていた卓上の皿の柿の種だ。どうして種があって皮がないのか? その疑問が頭から離れず、北村らに呆れられながらも修習生たちと必死に捜査を続けたあやは、ついにある目撃証言を得た。
糀谷は事件当日、美和の部屋から出てきた際、上着のポケットから黄色いくねくねしたものを垂らしていた、というのだ・・・!
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