その翌日、殺された荻島の身元が判明。荻島は元警官で、闇社会との癒着を噂されていたという。安積(佐々木蔵之介)は須田と黒木に荻島の身辺調査を命じると、村雨と桜井は再度、増山に事情を聞きたいと申し出る。
村雨と桜井が増山のアパートへ向かう途中、大沢佑香(藤田麻衣子)という介護士に付き添われている増山に遭遇。足の悪い増山を桜井が背負って、増山のアパートへと向かった。桜井が事件のことを尋ねると、日をあらためて桜井一人で来てくれと増山。
翌日、桜井が一人で増山を訪ねると、増山は桜井に心を開いたのか、ぽつぽつと身の上話を始めた。それによると、増山は前科者で、長いこと刑務所に入っていたとのこと。桜井と同い年くらいの孫がいるが、家族に迷惑をかけたので会えないという。また、生活保護を受けているが2日後の支給日まで金がないと漏らす。その言葉を聞いた桜井は、当座の生活費にと、増山に5万円を渡した。すると増山は、事件の日に揉めていたのは外国人だったと桜井に話した。
意気揚々と署に戻った桜井は、増山の目撃証言を安積らに報告するが、安積から増山が前科7犯の伝説の詐欺師であることを知らされる。増山の身の上話は、全て嘘だったのだ。神南署を飛び出し増山の姿を探す桜井は、ほどなくパチンコ屋で増山を発見。怒りをぶつける桜井だったが、増山は「デカが簡単に相手の言うことを信用するもんじゃない」と涼しく言い放つ…。
第1話 2010年7月5日「神南署ジャックされる…届け魂の叫び!」
第2話 2010年7月12日「ネグレクト…3人の子を捨てた母の逃避行」
第3話 2010年7月19日「刑事になりたい!ミニパトポリス危機一髪」
第4話 2010年7月26日「カリスマ料理主婦の秘密…警察犬が暴く嘘」
第5話 2010年8月2日「小樽ガラス殺人事件…1万円札が呼ぶ殺意」
第6話 2010年8月9日「京都編…祇園祭宵山に消えた15年前の悲恋」
第7話 2010年8月16日「メイドカフェ襲撃予告…1200万人の容疑者」
第8話 2010年8月23日「書き変えられた遺言状…名門一族の裏の顔」
第9話 2010年8月30日「暴かれた素顔…美容師ストーカー殺人事件」
第10話 2010年9月6日「余命3カ月の容疑者」
第11話 2010年9月13日 「警視庁vs安積班…青酸カリ無差別殺人事件」
最終話 2010年9月20日「最終回スペシャル!伝説の85歳老詐欺師」
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