そんな折、院長・大山剛三(大和田伸也)のもとに、氷室の元妻・多恵(清水美沙)が仕事で訪れていたのを漆原(生瀬勝久)が目撃。その情報を聞いた桃子、後田淳(吉沢悠)、本木健介(大倉忠義)は氷室のもとへ向かい、「多恵とよりを戻せたらダンスを踊る」ことを無理やり約束させる。さらに、多恵の説得を試みる桃子たちだったが、多恵は「氷室自身が変わらなければ、復縁の可能性はない」ときっぱり。桃子は、氷室を「立派な医師に変えよう」と心に誓う。
そんなある日、ソウシンに新たな患者がやってきた。昨夜ERに運び込まれたというその患者の名前は、小暮幸一(温水洋一)。小さな鉄工所を経営しているというこの患者は、「気付いたら線路の上で寝ていた」らしく、電車に轢かれそうになって慌てて飛びのいたところ、土手から転落したらしい。患者がこの 1年で3回外傷で来院していることや、本人の言い分に曖昧な点があることなどから、ソウシンの医師たちは自殺未遂を疑うが、担当となった氷室は「工場の納期が迫っていて早く帰りたい」という小暮の言葉を受け、外傷の手当てだけしてあっさりと帰してしまう。
小暮の工場は、経営悪化のため先日リストラを行ったばかりで、従業員は事務担当の八木佐織(高橋ひとみ)と小暮だけ…。自殺未遂であれば、再び自殺を図る可能性もあると判断した後藤が、慌てて電話をかけさせると、小暮は浴槽に沈んでいた―。
再び救急車で運び込まれる小暮だが、血液検査も頭部CTも心電図にも異常はなし。やはりうつによる自殺未遂か?それとも失神か?遺伝性の神経疾患か ―?大学への進学も諦め、父から引き継いだ工場を必死で守ろうとがんばっている小暮を「なんとか治して欲しい」と佐織から懇願されたソウシンのメンバーたち。氷室は、プライドを捨てて古巣の循環器内科へ検査を依頼するのだが…!?
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