真奈美は紀子が参った墓をヒントに狙撃犯を突き止めようとする。墓は六年前に死亡した加藤智美(上間美緒)のもの。女子高生だった智美には、彼女に性的な暴行を加えていた二人の男子高生をマンションの屋上から転落死させた容疑がかかっていた。しかし、当時、捜査にあたっていた紀子や新田(伊原剛志)から取り調べを受ける直前、智美は父親で犯罪心理学のエキスパートでもある加藤善浩(柴俊夫)によって射殺されたのだった。加藤は、娘が受けた酷い仕打ちが世間に公表されるのに耐え切れず、娘を撃ったのだという。結局、加藤は服役し、男子高生の事件は事故死で終わった……。
加藤はちょうど一カ月前に出所したばかり。さらに、紀子を撃ったのが、加藤が娘を撃ったライフルだということも判明する。ところが、加藤にはアリバイがあり、家宅捜索でもライフルは見つからなかった。そこで、真奈美は服役中の加藤と接点のある人物を調べようと思いつく。浮かび上がってきたのは、真奈美も教えたことのあった警察大学校の生徒・千葉竜吾(戸次重幸)だった……。
千葉の自宅を調べると、真奈美をはじめとする継続捜査班のメンバーを隠し撮りした写真が大量に発見される。千葉はひそかに継続捜査班を監視し、“狩り”の準備をしていたのだった!必死の捜査を続ける真奈美たちをあざ笑うように、千葉は継続捜査班のメンバーを狙い続ける。その魔手は、真奈美の父親・徳治郎(橋爪功)や、新田の家族にまで及び……。
果たして真奈美は犯人を捕えることができるのか!?そして、事件の真相とは!?衝撃の最終話!!
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