成田と絵美は合流し、早速フクナガの事務所に向かう。そこにいたのは「フクナガの愛人」と名乗る小沢咲子(白石美帆)。
咲子は終始横柄な態度で、フクナガの潜伏先を教えて欲しければ、まずは自分を自宅まで送るよう強いてくる。成田は仕方なく従うが、絵美は五十嵐と謀った罠ではないかと案じる。
咲子の家に着いた成田は、彼女も五十嵐の犠牲者だと知る。
借金に苦しむ咲子は、救いの手を差し伸べた五十嵐を頼ったものの、債務処理をエサに五十嵐に利用されていただけだった。見かねた成田は咲子の借金状況を確認して対策を練り始める。ところが、咲子はこっそりと五十嵐に連絡を取っており、裁判所に出向き調停を申請するよう促す成田に、裁判所の中にまで同行するよう執拗に迫ってくる。
婚約者を交通事故で失い、彼の背負った借金を肩代わりせざるをえなくなった咲子は、不運を嘆くだけで自ら事態を打開しようとする意志に欠けていた。成田は今こそ現実に向き合い、自力で前に進むべきと咲子を諭す。成田の真摯な態度に心を動かされた咲子は、五十嵐の潜伏先を成田に告げ、罠に気をつけてと送りだす。
亮子(矢田亜希子)は、フクナガの正体を以前から知っていたのではないかと、連光寺を問い詰めるが、連光寺は事務所存続のため、自力で解決したかったと言い訳をする。
一方、真船(北村一輝)は捜査の進展を上層部から促されていた。優希(高良光莉)の父・南警部補(東根作寿英)は、真船がつかんだ法曹界の不正捜査に当たった矢先、命を落とした。真船は当初から南の変死と成田の事件との関連を疑っていたが、優希が「フクナガ」と口にしたことで確信に。真船は成田と五十嵐の同時逮捕に自信をのぞかせる。その矢先、五十嵐から成田の出現を予告する電話が!同じころ連光寺も、五十嵐から電話を受けていた。
五十嵐の潜伏先のホテルを一人で訪れた成田は、予想だにしない光景を目の当たりにし呆然とする。
あろうことか五十嵐が血まみれになって倒れていたのだ。そして傍らには、両手を血に染めた美由紀(村川絵梨)の姿が!
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