2010年07月28日

新・警視庁捜査一課9係 season2 第6話

河川敷で若い女性2人の死体が発見された。被害者の口元には、2人とも同一の手作り口紅と思われるものが塗られていた。いったい何の目的で…?真澄(原沙知絵)の解剖によると、死因は窒息死。首には絞められた痕がなかった。そして、被害者の一人は、顔に整形手術を受けた事が分かった。

 指紋から整形していない方が、恐喝で検挙された過去を持つ大橋彩という女性であることが判明した。美人局で有罪判決を受け、その後は、キャバクラで働いていたらしい。

 彩が勤めていたキャバクラで聞き込みを行った青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)は、元刑事で現在はテレビ番組のコメンテーターとして警察批判を繰り返している門脇が店の常連であることを知る。
 一方、村瀬(津田寛治)と志保(羽田美智子)は、残る一人の身元が佐々木明美というOLであることをつかむ。

 倫太郎(渡瀬恒彦)と直樹(井ノ原快彦)は、現場で門脇とばったり遭遇する。直樹の所轄時代の先輩でもある門脇は、テレビ番組用に取材にやってきたという。その門脇は、直樹に「人はそう簡単には変われない」と謎めいた言葉を残して去る。どういうことなのか?倫太郎も直樹も首をかしげる…。

 倫太郎と直樹が現場の河川敷周辺で回収したポリ袋から唾液が検出され、被害者の一人と一致した。これが凶器である可能性が高くなったが、指紋も出ず、出所をたどるのも難しい。

 9係で倫太郎がテレビのスイッチをつけると、いつものように門脇が得意満面に事件についてコメントしている。そして、犯人しか知り得ない情報を語っていた。青柳は、門脇が犯人ではないかと推理する…。

 その後、3人目の遺体が発見された。被害者は、門脇が出ているワイドショーを放送しているテレビ局の受付嬢・福本敦子。やはり門脇が犯人なのか…。


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