その男、宅間邦夫(佐藤満春)は、現在31歳。「彼女いない歴31年」にして、ようやく出来た彼女だった。しかし、幸せの絶頂にあった邦夫の体に異変が起きる…。
名峰病院では、院長・大山剛三(大和田伸也)と事務長・曽根智雄(八嶋智人)が“経営効率”を理由に挙げ、「ソウシン」メンバーをリストラするよう氷室慎太郎(椎名桔平)へ迫っていた。
一方、“新生アミー&ゴー”として再デビューを目指す後藤英雄(東山紀之)も、ダンスグループを結成するのに「6人では多すぎる」と判断。誰かひとりを外さなくてはと考えていた。
折しも、氷室の“リストラ計画”と、後藤がメンバー構想から外そうとした人物が、後田淳(吉沢悠)で一致。その情報をキャッチした桃子(多部未華子)は、後田のリストラに反対し、彼が能力のある医者であることを立証して守ろうとする。
後田が担当することになった邦夫は、宙を見つめてまったく反応がない。後田の見立ては、統合失調症のひとつであり、脳のエネルギーが低いために蝋人形のように動けなくなる病気・急性カタトニア症状。
その後、後田の治療によって意識を取り戻し、快方に向かうと思われた邦夫だったが、今度は“壁のシミが大きくなる”“チューブが蛇に見える”などの幻覚症状が出現し、ソウシンメンバーを困惑させる。漆原誠司(生瀬勝久)や町谷玲奈(小池栄子)は、後田が投与した薬の副作用が出たのではないかと推理するのだが…。
曽根たちが“後田のリストラ”を推し進めようとする中、邦夫の付き合っているはずの彼女はいっこうに姿を現さない。病名解明が出来るただひとりの男・後藤も、桃子にせっつかれてもなかなか後田を助けようとせず…!?
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