2010年07月20日

天使のわけまえ 第4回

第4回「愛のローストビーフ」

総合テレビ 2010年7月27日 午後10時放送
BSハイビジョン 7月30日 午後6時放送

 くるみ(観月ありさ)が料理教室を本格的に始めたところ、今度は交通誘導員をしていたときの仲間から結婚パーティのケータリングの依頼が舞い込んだ。ミュージシャンを目指す拓(森岡龍)と恵子(藤井美菜)の若いカップルだ。お金はないけれどもいつものライブハウスで式を挙げたいという二人に、さくら(ともさかりえ)とミキ(西原亜希)も協力して引き受けることに。

初の大仕事にくるみは試作を重ねて張り切るが、行きつけの八百屋(実はフレンチのシェフ)の高志(佐藤祐基)はあまり甘く考えない方がいい、と釘をさす。

 しかし恵子が直前に結婚をやめると言い出した。結婚を期に拓がミュージシャンの夢をあきらめ、就職することにしたのが原因だ。子供ができて結婚を決めたことで、自分が拓の重荷になっているなら切ないとくるみに訴える恵子。本当の気持ちを知ったくるみは二人の仲直りのきっかけを作る。

 パーティ当日、かねてからの計画通りに着々と準備を進めるくるみたち。しかし手伝いをお願いしていた浅田さん(西尾まり)の子供が急に熱を出して家に帰らなくてはならなくなった。そこから少しずつ作業が遅れプランが狂い始める。オーブンの故障で目玉となるローストビーフが黒こげに!

なすすべもなくくるみ達が呆然とするところへ高志が野菜を届けに来た。くるみたちの必死の願いに高志が手伝うことに。プロの仕事のスピードでぎりぎりのところで全てのメニューが出来上がる。

 喜市(イッセー尾形)の車でパーティ会場へローストビーフを届けるくるみ。どのメニューも好評でさくら、ミキとともにやっと安堵の笑顔。ステージでは拓が恵子へ贈る曲を披露、あきらめずに歌を続けることを約束する。その様子を見てまもなく結婚する15年前に別れたきりの娘を思い喜市は複雑な表情だ。くるみは初めての大仕事を何とかやり遂げ、今までにない充実感を感じていた。

 パーティが無事に終了した翌朝、新聞配達のため部屋を出た康太の前に行方不明の和也が現れた!


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