2010年07月20日

ジョーカー 許されざる捜査官 第3話

伊達一義(堺雅人)は、自らが経営する老人ホームに放火し10名を死亡させた春日恒夫(鈴木浩介)に制裁を加える。それを目撃した久遠健志(錦戸亮)は、伊達の"別の顔"を知ってしまう。

そんな折、心中と思われる若い男女の遺体が発見された。第一発見者は、女・内海晴香(重廣礼香)の婚約者・山原哲司(黄川田将也)で、晴香と一緒に死亡した男は晴香の元恋人・猪俣政典(中村邦晃)だという。晴香のストーカーだった猪俣に動機も物証もあることから、猪俣による無理心中と断定されるが、伊達は腑に落ちない。

早速、伊達は宮城あすか(杏)を連れて山原に会う。山原は、猪俣が晴香に付きまとい暴力を振るうこともあったようだと証言。晴香はそんな男をなぜ部屋に入れたのだろうか、と尋ねる伊達に、山原は、自分や周囲の目を気にしていたんだろうと答える。

同じ頃、ルポライター・片桐冴子(りょう)は、井筒将明(鹿賀丈史)を訪ね、過去に17人の事件の容疑者が行方不明になっている"神隠し"について切り出す。それらの事件のうち2件はマスコミに公表されていないことから、冴子は、警察内部の人間が関与する可能性もあると言う。

一方、伊達は山原を疑うが完璧なアリバイの前に行き詰まりを感じていた。そんなとき、再び晴香の実家を訪ねた伊達は、窓にかかるカーテンに目をやる。それは晴香が母親にプレゼントした、断熱効果のあるものだという。伊達は、同じカーテンが晴香の殺害現場にあったことを思い出し、山原がそれを使い遺体の死亡推定時刻を偽装したのだと確信する。

実際、あすかが鑑識に確認したところ、断熱カーテンに遺体を包んでおけば死亡推定時刻を4時間程度遅らすことができるとわかった。カーテンに、晴香と猪俣を包んだ形跡があれば、山原を逮捕できる――そう意気込んで殺害現場の部屋に乗り込んだ伊達らは、呆然とする。部屋がきれいに片づけられていたのだ。大家によると、山原が業者を呼んで片付けさせたという。伊達は、カーテンを追うが、すでに焼却されてしまっていた。

その後の調査で、晴香殺害に使われた凶器が細いベルトだということはわかったが、山原へとつながる物証はすべて消滅してしまった。目の前に犯人がいるのに逮捕できない、とあすかは悔しさでいっぱいになるが、伊達はそれが現実だと答える。

その日の夕方、伊達は山原の職場である高校の実験室を訪ね、晴香が病気の父親の手術費として貯金をしていた金が通帳に見当たらない、と切り出す。そして、証拠はないが山原を疑っているから正直に話してほしいと訴えるが、山原はそれを無視して立ち去ってしまう。

伊達が捜査一課に戻り捜査資料を見ていると、久遠からパソコンのメールを開いてほしい、と電話が入る。伊達がそこにあるURLにつなぐと、伊達に手を振る久遠の動画が現れた。久遠がカメラを横にずらすと、先ほどの実験室で椅子に縛りつけられた山原の姿が映し出される。そこで、山原に自白させようというのだ。

ところが山原は、久遠の強引な尋問に屈するどころか、突然、笑いはじめた。シャツを脱ぎタンクトップになっていた久遠の背中にある傷を指摘し、誰にやられたのか、と迫ったのだ。そして、「親か?」という質問にわずかに反応してしまった久遠を、自分を痛めつけた親に仕返しもできなかった弱者だ、と罵倒。久遠は、山原を殴ってしまう。

その様子をモニターしていた伊達は、捜査一課を飛び出すと、実験室にやってくる。怒った久遠は、山原に改造銃を突き付け自白を強要する。そして、こんな悪人が捕まえられない世の中が許せない、と怒りに震え、引き金に手をかけた――そのとき、山原はベルトを使い晴香を殺害した、と認めた。が、次の瞬間、自分でロープをほどいて立ちあがり、持ち上げた椅子で久遠を殴った。そして、これは正当防衛であるし、先ほどの自白も強要されたのだから、自分は罪には問われないだろう、と伊達に聞く。

しかし、伊達は凶器がベルトであることは、マスコミにも発表されていない犯人しか知り得ない事実だと指摘。晴香、猪俣は、お前が殺したんだ、と山原に迫る。山原は、ついに罪を認め、晴香が父親のために貯めていた金を使い込んだことを責められたことが殺害理由だと自白。しかし、反省するどころか、救いようのないバカがふたり死んだだけだ、とまったく悪びれる様子もない。さらに、晴香に日常的に暴力を振っていたことも明かす。

気持ちがたかぶった久遠は、再び改造銃に手をかけ、山原めがけて引き金を引いた――と、同時に伊達が銃をつかみ弾道をそらした。そして伊達は、殺さずに終わりのない苦しみを味あわせるんだ、被害者たちのように、と久遠を諭すと、自ら山原の首を絞め意識を失わせる。

久遠はそんな伊達に、自分も普通ではない、苦しくてどうにかなってしまいそうだ、と心の内を吐露。久遠に、昔の自分を重ねた伊達は、山原が持っていた晴香の貯金通帳と印鑑を手渡し、これを晴香の両親に届けるのが、最初の仕事だ、と声をかける。

その後、久遠とともに車に乗り込んだ伊達は、後部座席に眠る山原を"終身刑"にすると告げる。山原は、ある場所に閉じ込められて、一生をそこで過ごすのだという。

やがて、車がついたのは埠頭だった。伊達と久遠が車を降りるとひとりの男が待っていた。三上国治(大杉漣)だった。


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