その中でも葛城は特に才能が抜きん出ていて、レコード会社からスカウトの話もきているのではないか、と噂されていた。
その葛城が最近バンド仲間とつるんでいる間もどこか上の空…真潮は葛城の異変に気づき始めていた。
光学園では、最近多発している女子高生連れ去り事件の話しで持ちきりだった。
その犯人が「校務員さんに似ていない?」と言う玲奈先生(宮坂絵美里)に、水城校長(小日向文世)は蜂須賀や今村(六平直政)なのではないかとハラハラしていた。
一方、新田真潮は学園内で“オークション”を行うことが日常となっていた。
オークションにかけられる商品は“親戚がディスカウントショップをやっていて、安く仕入れられるから”と開いているものだが、“新田真潮が万引きで盗んだものだ”と学園内では密かに噂になっていた。
そんなある日、楓(志田未来)が商店街を歩いていると、化粧品を見ている真潮を見かける。“万引きしている”という噂が脳裏をよぎる楓。
まさかと思い、真潮を追うと今まさにカバンの中に商品を入れようとしている真潮を発見!必死で万引きを止める楓だったが、店の店長(デビット伊東)に見つかり、事務所へ連れて行かれてしまう。
「警察に通報しない代わりに、商品を隠していないか確認する為に服を脱げ」という店長。抵抗する楓だったが、反対に真潮は服を脱ぎ始める。
そこへ様子を伺っていた蜂須賀がやってきて「万引きを現行犯逮捕した場合、すぐに犯人を警察に引き渡さなければないらない!刑法31章220条!」と店長に詰め寄り、2人を事務所から救いだす。
真潮は「すいませんでした。」と素直に蜂須賀に謝ったが、姿が見えなくなった瞬間に「ちょろいよね〜。」と全く反省する様子もない。
後日、葛城が「バンドを辞めたい」と言い出し、メンバー同士でケンカが起こる。真潮は驚くというより「やっぱりな…」と言葉もなかった。
それからも、真潮は懲りることなく、校内で“オークション”を続けていた。しかし、太田教頭(濱田マリ)の耳に入り、「校内で売買をするなんて!」と咎められるが、やはり一向に反省する気配はない。
真潮が校内で万引きした商品を使い、オークションをやっている事を聞いた葛城は問い詰めるが「アンタなんかもう仲間じゃない!」と言い放つ真潮にショックを受ける。
そんな2人の姿を見た楓は、真潮の今までの行動には葛城と何か関係があるのではないか?と考える。
「どうして万引きした商品でオークションを開くの?」と尋ねると、語り始める真潮。
どうやら、以前、多発している女子高生連れ去り事件の被害者になりそうになったところを葛城に助けられ、その時に葛城の大事なギターを壊してしまったため、葛城がバンドを脱退した原因であるプロになる為のオーディションまでにギターを返そうとしていたと言うのだ。
その頃、ロク(村上健志)は新田真潮に関する調査を蜂須賀に報告していた。
真潮の万引きと校内でのオークションは、バンド仲間の葛城のギターを買う為であり、それでもお金が集まらない真潮は、今度は援交をしようとしている事を報告すると、蜂須賀は新田真潮へのハンマーセッションを開始する!
真潮は楓に内緒で援交を決意し、ギターはオーディション当日に、楓が葛城に渡すように頼む。
楓は真潮が本気で援交をしようとしているのではないか…と止めるが、「私が信吾に返したいのはギターだけじゃないの!いろんなものを貰ったから、頑張れって伝えたいの!信吾は大事な仲間だから!」と強く言われ、答えられなかった楓。
援交相手と待ち合わせをした日、学校で蜂須賀から「仲間を思う気持ちに打たれた」と町外れの骨董品屋で万引きをして質屋に入れることに誘われた真潮。最初は不信感を抱いたが、お金欲しさに決行する。
店番がいつも居眠りしているから大丈夫だと蜂須賀に言われ、安心していた真潮だったが、運悪く、店主に気づかれてしまい、更に、頼りにしていた蜂須賀は「後はヨロシク」と逃げてしまった。
呆然としている真潮を相手に、警察には突き出さないという店主だったが「オーナーが三度の飯より若い娘が好きだから差し出す。」と、連れ去られてしまう。
連れ去られた先は、なんと不法投棄のゴミで埋め尽くされた砂浜だった。ここはオーナーの私有地だという店主は、夕方5時までにきれいに片付けないとおしおきが待っていると真潮を脅して帰ってしまう。携帯を見ると、楓からの着信で埋め尽くされていた。
真潮は今まで自分がしてきた事を悔やみ、楓に電話をする。泣きながら電話をかけてきた真潮に驚く楓。「信吾に伝えて。ごめんねって。オーディション頑張ってって。」と言って電話が切れた。
砂浜に連れていかれたいきさつを聞いた楓は、葛城に「真潮がやばい事になっている!」と伝えるが、葛城はオーディションで自分の番が来た事を告げられる…。
その頃、真潮は一心不乱にゴミを片付けていた。片付けながら、皆とバンドをしていた楽しかった思い出に涙が溢れ、ゴミの多さに半ば諦めかけていた時…葛城と楓がやってきた!
「オーディションは?」と問いただす真潮に「俺は仲間と音楽がやりたいんだ!」と言い切る葛城。真潮は泣きながらも笑顔を見せた。
なぜこんな所に連れて来られたのかを聞いた楓は、大量のゴミを前に一瞬躊躇するが、「3人でやるっきゃないよ!」と作業に取り掛かる。
そこへ真潮の緊急事態を葛城から聞いた残りのバンドメンバーも現れ、5時までに片づけを終えた5人!真潮も笑顔になり、葛城も「また一緒にバンドやっていいか?」と仲直りをしていた時、骨董品屋の店主が現れる。
実は店主が校務員の今村と分かり、愕然とする5人。さらにそこへ、蜂須賀が笑顔でやってきた。全ては蜂須賀の仕業だった事を知る真潮たち。
「もう万引きは懲りた。」という真潮に、「労働には対価が払われる。お前の汗と涙への報酬だ!」と蜂須賀は片付けたゴミの料金を渡す。
こうして、蜂須賀の2人目のハンマーセッションが完了した。
後日、関係も修復されたバンドの活動再開に「今度、みんなでライブに来てよ!」と真潮が笑顔で蜂須賀と涼子(比嘉愛未)を誘う。その元気な姿に蜂須賀も満足げだ。
「さー今日も元気にいってみよー!」という蜂須賀の声で光学園の一日がまた始まる。
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