速水は意識を取り戻したが、佐々木はナイフで胸を刺され、すでに死亡していた。
2人に何があったのかを聞き出そうと速水を問い詰める白鳥(仲村トオル)。
速水は、佐々木が寺内(でんでん)に大量の鎮痛剤を投与したと告白したことを明かしたが、それ以外のことは何も記憶にないという。
その夜、速水は佐々木からナイフを奪ったことを思い出し、殺したのは自分かもしれないとつぶやく。
田口(伊藤淳史)らは衝撃を受けるが、その直後、速水はけいれんを起こして再び意識を失う。
そんな折、ケガを負った女性が救命救急センターに搬送されてきた。
鴨志田(本田博太郎)や佐々木が通っていたクラブのママ・彩子(麻生祐未)だった。
佐藤(木下隆行)や和泉(加藤あい)、長谷川(戸次重幸)ら救命チームは、単なる過労とは思えない速水の病状に気を揉んでいた。
そんな一同に白鳥は、速水が佐々木、さらに寺内まで殺害した可能性があると告げる。
療養施設の建設にこだわっていた速水が、その計画を妨げる土壌汚染の事実を知る2人の口を封じたのではないかというのだ。
一同に動揺が走る中、花房(白石美帆)が現れ、寺内殺しの犯人は速水ではないと断言。
寺内が殺された時間、速水はMRI室で自分を撮影していたとアリバイを証言する。
翌日、凶器のナイフから佐々木と速水の指紋が検出され、警察は収賄関係にあった2人の仲間割れと見て捜査を開始。
しかし、真相はほかにあるとにらむ白鳥と田口は、独自の調査に乗り出す。
チーム・バチスタ2〜ジェネラル・ルージュの凱旋〜 TOPへ 各話視聴率
2010年春のドラマ(4-6月)TOPへ
『チーム・バチスタ2〜ジェネラル・ルージュの凱旋〜 第11話』の上へ