マンションの非常階段下で真弓という女性の変死体が発見された。倉石らの検視で体には殴られたような古傷があり、手首には新しい圧迫痕があることがわかる。踵にはこれも新しい擦過傷があったが、なぜか靴はきちんと履いていた。どうやら突き落とされた際に脱げた靴を、誰かが死んだ後に履かせたらしい。倉石の見立ては他殺、立原らは捜査を開始する。
通報したのは、水漏れ調査のため現場近くの地中探査をしていた、通称『フクロウ隊』。鉄階段を転がり落ちる音を聞き、現場に駆けつけ、真弓の遺体と真弓の息子・周平を発見したという。
周平から話を聞く一ノ瀬。周平は「パパがママを殺した」と証言する。事件当夜の11時ごろ、真弓の別れた夫・小菅がマンションに訪ねてきたという。小菅はDVが原因で真弓と離婚、復縁を迫っていたらしい。
だが、小菅は、真弓のマンションへ行ったことは認めたものの、殺害に関しては否認する。周平はウソをつく、俺が殺したという証拠を見せろ、と開き直る小菅。
再度現場のマンションを調べ直す倉石たちは、周平が管理人の岩瀬と親しくしているのを知る。真弓の帰りが遅いときなどは、周平は管理人室で絵を描いていることも多かったようだ。
そこへやってきた一ノ瀬は、改めて周平に事件当夜小菅を見たのかと確認する。だが周平は「ウソなんかついてない」と言い張り、倉石たちの前でお腹を抱えたまま倒れてしまう・・・。
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タグ:臨場 第2シリーズ