検視官心得となった留美は、週刊誌の女性記者・梨緒から取材を受けていた。警察という過酷な男の世界で働く女性の苦労話などを聞きたいという。が、インタビューを始めようとした矢先、永嶋より臨場要請の電話が入る。
とあるホテルの一室から女性の変死体が発見された。現場までやってきた梨緒は、運ばれていく被害者の遺体を蔑むような目で見送る。そんな梨緒の様子が、倉石には気にかかる。
現場に残された指紋から、女性を殺害した前科のある安藤という男が浮上した。状況を聞いた梨緒は、安藤を糾弾する特集を組み、発売された週刊誌には、安藤を徹底的に糾弾した記事が掲載された。
そんな時、留美が梨緒と待ち合わせをしていると、店の外で迫る男の頬を叩く梨緒の姿が。訳を聞くと、叩いた相手はライバル誌の編集長だという。引き抜きの話があったのだが、もうダメになったかも、とため息交じりに話す。
その夜、何者かに襲われた梨緒。梨緒によると、以前から男の声で脅迫めいた電話が何度もかかってきていたという。電話も、今回のことも容疑者の安藤が犯人ではないか、と心配する留美。だがそんな中でも、「男なんかに馬鹿にされたくない!」と強く言い張る梨緒。
その梨緒の遺体が自室から発見された。部屋には「死ね!消えてなくなれ!」というファックスが散乱し、「死ね!」という文字が羅列されているメールも来ていた。その状況に驚く倉石たち。
果たして、安藤の犯行なのか?あるいは別に真犯人が?
倉石が見守る中、心得としての留美の初見立てが始まる・・・。
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タグ:臨場 第2シリーズ