集まったのは、矢部の初恋の相手で勤務先の社長の代理としてやってきた斉藤花枝。介護会社の社長・武藤彩香。貸金業を営む松田公夫。投資ファンド代表の戸川恵司。弁護士の下村聡子。そして、世話役を務める平田淳次の6人に、総監の代理としてやってきた矢部と秋葉を加えた計8人。
ところが、死刑執行人を名乗る謎の人物によって、会の本当の目的が明かされる。小野寺は生前、汚い手を使って数々の罪人を無罪にしてきたらしく、集められた人々は、何らかの形で小野寺に協力したり罪を免れた者だという。
そんな中、会の参加者のうち2人が、相次いで惨殺される。矢部は行きがかり上、捜査を始めるが、犯人の目星すらつけることができない状況。そこに、矢部を追って美晴と桜木もやって来るが、その背後に仮面の男が迫っていて……!?
会の参加者たちが、次は自分が狙われるのではないかと恐怖心を募らせる中、次の殺人を示唆していると思われる『罪状 虚言』と書かれた紙が見つかる。
しかし、その紙を仕込むことができたのは、会の参加者だけだと花枝が気づいたことから、犯人は生き残っている人物の中にいると判明。矢部は、その推理を自分で思いついたかのように語り、現場の状況から一人の人物を犯人として名指しする。ところが、その行動がさらなる殺人事件の引き金となり……!?
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