ハルが「ごめんなさい」とだけ言い残して店を出て行ってしまったことにショックを受けた
ドクターは、リンダ(玉山鉄二)とピーちをやけ酒に付き合わせる。一方、ナカジは、ハルとともに帰路についた。ナカジの部屋にいた桐子(井川遥)は、そんなふたりの姿をじっと見つめていた。
その夜、ナカジの父・亮介(吉川晃司)が倒れたと連絡が入る。実は亮介は、悪性の肺ガンに侵されていたのだ。
ナカジが病院にかけつけると、そこに祥子(風吹ジュン)の姿があった。亮介は、道で立ちくらみがして倒れた際に、通りかかった祥子が病院まで運んでくれた、と嘘をつく。が、祥子の名前と、彼女に臨時教師の娘がいることを知ったナカジは…。
あくる朝、ナカジのアパートにドクターがやってくる。そこでドクターは、ハルを振り向かせる、と宣言する。ナカジは、そんなドクターに、彼女がいることを打ち明けると、自分にとってはハルもドクターも大事な友だちだから、ドクターが本気なら、そしてハルが幸せになるのなら応援したいと告げる。
一方、リンダは、編集長の奥田(渡辺えり)がナカジに目を付けていることを危惧し、インターネットで購入した薬を飲んで彼女を抱く。ナカジは、そんなリンダのおかげでグラビアページの仕事を得る。
そんな折、ハルは、優等生の松島(阪本奨悟)が校内で薬の受け渡しをしている場面を目撃する。放課後、松島の後をこっそりつけたハルは、ビルの屋上で仲間と合流した松島に声をかけた。が、逆に男たちにつかまって脅されたハルは、一瞬の隙をついてツイッターで助けを求めようとした。
「タス」という2文字だけのハルのツイートを見たナカジとドクターは、異変を感じ、ハルを探す。そのとき、ナカジの携帯電話にピーちから電話が入った。ピーちは、腹部の激痛に襲われ、ビルの踊り場にうずくまっていた。駆けつけたナカジは、急いで彼女を病院へと運んだ。
同じころ、ハルの居場所を突き止めたドクターは、ビルの屋上に駆け上がり、松島の仲間たちと対峙していた。ドクターは、ナイフで脅されてもひるまずに男たちに立ち向かい、必死にハルを守ろうとした。ハルが警察に電話したのを知った男たちは、逃げ出した。「ボク、合格ですか? ちゃんと、ハル、守れましたか?」。ケガをしてボロボロになりながら、そうつぶやいたドクターを、ハルは強く抱きしめ…。
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