警視庁失踪人捜査課 第2話

不良グループ同士の乱闘に参加していた20歳の青年、春樹(日和佑貴)が事件の後に姿を消した。春樹は父親が経営していた会社が倒産した後、カラオケボックスで働きながら定時制高校に通い、その日に卒業することになっていた。欠席もなく成績優秀な生徒だった春樹の失踪(しっそう)は、数日後、マスコミに取り上げられる。

高城(沢村一樹)ら失踪人捜査課のメンバーは単なる家出と考えるが、春樹が失踪したとされる乱闘事件の1週間前に250万円もの現金が銀行口座から引き出されていたことが分かり、犯罪や事件に巻き込まれた可能性が浮上する。高城たちは春樹の父、義信(小木茂光)と母の美奈子 (野村真美)に話を聞くが、二人とも家出をするような心当たりはないという。高城は二人が何か隠していると感じる。

一方、失踪人捜査課の醍醐(北村有起哉)と法月(小日向文世)は、春樹が入っていた不良グループのリーダー、ケン(福山一樹)を訪ねる。


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