こいが幼いころ拾ったかるたこそ、由良の父が殺されたときに持っていたものであった。門田の謀略を確信した由良は、犬死に覚悟で門田邸を急襲しようとする。
止めようと必死のこい。御前試合に後見人として同行するよう言う。こいが御前試合に勝てば、将軍にお願いして門田たちを罰してもらうと。こいが負ければ、由良はその場で仇討ちをすると言って引かない。こいは命がけで御前試合に臨む覚悟をする。
そして試合当日。対戦相手はこいが慕うあの人であった。最強の敵がこいの前に立ちはだかった。
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