資産の一部を相続する権利のある円太郎の愛人、椙田魔也子(すぎたまやこ・中山忍)がそれを放棄したため、弁護士の葉子(菊川怜)が相続財産管理人になった。
その直後、大林順三(和泉宗平)と庄司健太(本田大輔)が、それぞれ円太郎の子であると名乗り出た。
二人とも円太郎の認知は受けておらず、母親も異なるという。順三と健太は対立する。意外な展開に葉子は驚いた。
そして順三が鉄パイプで頭を殴られて死体となって発見された。
事件の夜、現場で目撃されていた健太が取り調べを受ける。
ふしぎなことに、行方の分からなかった魔也子が現れ、健太は円太郎の子に間違いないと証言する。
生前の円太郎から聞いていたと魔也子は主張するが、柊(中村梅雀)には疑問が残る。
順三殺しを捜査する柊と燎子(原沙知絵)、溝口(中西良太)は、円太郎が暮していた「蝸牛庵(かぎゅうあん)」と呼ばれる屋敷を捜索し、事件の真相を推理する。
やがて、25前にある女性から円太郎が金を奪い、土地を購入していたことが分った。
その金と円太郎が残した資産との関係は? そして資産が目的だと思われる順三殺害の犯人は?
柊は過去の出来ごとを丹念に調べ、悲しい姉妹の復讐に気付く。その事実を明らかにするため、柊は法廷で大きな賭けにでる。
赤かぶ検事京都篇 TOPへ
タグ:赤かぶ検事京都篇