そんな中、再び白井と面会した三奈は、破談どころかこの縁談にますます乗り気になっている白井の言動にがくぜんとする。嫌なら崇に真実を告白しろという白井に、三奈は返す言葉がない。追い詰められた三奈は崇の別れた恋人、宣子(小池栄子)のことを思い出し、ある策略をめぐらす。三奈は尚子に、宣子に手切れ金として渡した小切手を換金する意思があるかどうかの確認を頼む。
一方、宣子は人身事故を起こして治療費や慰謝料の支払いを抱えた弟を助けるため、一度は返送しようと決めた小切手を換金する決意を固める。
宿命 1969-2010 -ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京- TOPへ
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