数日後、公園で男性の転落死体が発見された。遺留品からは結婚紹介所の会員証が。安積(佐々木蔵之介)は水野(黒谷友香)を伴い、紹介所を訪れる。その結果、亡くなった男性に紹介されたのは美由紀という女性で、過去に彼女と見合いをした別の男性も、不審死を遂げているという。安積はその足で、美由紀が勤めている画廊へ。オーナー・慶子(青田典子)によれば、今日は休みだという。慶子は、美由紀が先週お見合いをしたらしいとも打ち明ける。
神南署に戻った安積のもとに来客が。その美由紀が訪ねてきたのだ。美由紀は見合い相手とは、その時以降会っていないと言い、男性たちが亡くなったことも知らなかった様子。さらに美由紀というのは源氏名で、本名は美春だという。美由紀と須田がお見合いをした美春は同一人物だったのだ。
美春の事件への関与を疑う中、須田だけは彼女を庇う。しかし美春と見合いをして亡くなった男たちは、死の直前に大金を引き出していたことがわかった。さらに美春とのやりとりが記されたメールや彼女が書いていたブログが発見され、そのブログには「夢の実現のためには資金が足りない」と、犯行に繋がる記述が…。ますます美春への疑いが強まる中、須田だけはストーカーが犯人だと、なおも彼女の無実を主張する。
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