…2009年12月10日放送
身代金を運んでいたROMESチームは、警察とも引き離され、人気のない山奥に足止めされてしまう。一方、成嶋優弥(大倉忠義)、砂村多駒(安田章大)、ヒンデル社の藤堂(近藤芳正)が預かるセキュリティセンター。最初のVIPが日本に降り立とうとする時、突如 ROMES 03が起動した。空港内に現れたデイビス教授(ジャンフランコ・シモーネ)らしき人物をROMESが追跡しているのだ。ROMESルームに入ろうとする成嶋を砂村が止める。「どうしてデイビスが湾空に現れたのか、理由を聞くまでここを通しません!」にらみ合いを続ける二人の背後で、突如藤堂が銃を取り出した。「ROMESルームに行け!」
藤堂の目的は、極秘のROMES 06=攻撃機能を使ってVIPを襲い、成嶋を破滅させROMESの信用を失墜させて、ライバル企業を利することだった。成嶋はそのことをあらかじめ推理してわざと藤堂を泳がせ、決定的な証拠を手に入れた。
藤堂から、デイビスの遺言を伝えられた成嶋は、デイビスが自分を許していたことを知って、長年の後悔や自責の念から解放される。そして、後をROMESチームに託して、ロンドンに帰国する。
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