まもなく、一代(内田有紀)の手術の時がやって来た。手術は、まず子供を帝王切開で出産し、その後、がん化した卵巣を摘出するというもの。執刀は須佐見(國村隼)が行うことになった。奈智の説明を聞いた一代は、覚悟を決める 。
ところが、一代の麻酔直前に、急患の連絡が入る。患者は、火災現場で転落した33週の妊婦で、下腹部から大量の出血をしているという。手術室が他に空いていないと知った奈智は、一代より先にこの患者の手術をしたいと頼む。須佐見は、急患の手術を決断。さらに、この患者は脳内出血していることが分かり、手術 室には、藤木、桧口(板谷由夏)、嶋(本仮屋ユイカ)のほか脳外科医も駆けつける。一代は、手術室が空くまで待機することになった。
一方、鳥海(いせゆみこ)が診ていた妊婦の胎児の心拍数が落ち、鳥海は帝王切開を要請。しかし、手術室の空きがなく、しかも医師たちも全員手が塞がっているため、皆に緊張が走る。そんな中、一代の容態が急変し、大出血を起こして――。
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