セミファイナルの開催日。会場に集められたプレイヤーは12人。葛城が秋山深一(松田翔太)に「久しぶり」と挨拶するのを聞いて驚く直。モニターにディーラーのフォルリが映り、セミファイナルは前半戦と後半戦があることが告げられる。ゲームは、ランダムに選ばれた悪魔2人と天使10人が、装着させられた特殊な腕時計を接触させていくもので、最終的に天使の十字架を4つ獲得したものが生き残れる“天使と悪魔ゲーム”。
ゲームの詳細とルール、さらにリハーサルで上位3名に本番スタート時の天使が約束されることが発表され、リハーサルが始まった。自分が天使であることを確認した直は、必勝法を思いつく。直は集まったプレイヤーに、最初に悪魔である2人が正直に名乗り出ることで全員が十字架を4本以上獲得して終われる方法を説明する。しかし、協力を申し出たのは5人だけだった。これまで人を騙したり騙されながら戦ってきたプレイヤーたちはお互いを信用できなくなっていたのだ。直後、葛城が協力者として手をあげた。葛城が参加することで直のアイデアが実現可能に近づいたとわかった残りのプレイヤーも手をあげ、全員で必勝法を実行することに。
直の呼びかけで、大塚マリエ(MEGUMI)と安川ノリヒコ(春海四方)が悪魔であると名乗り出た。残った天使の10人が接触を繰り返し、それぞれ十字架が9本になったところで直はマリエと安川を救うべく接触しようとする。しかし、秋山に促され状態を確認すると、直は悪魔になっていた。直の報告を受け、プレイヤーが次々に現状を確認すると悪魔になっていた人が多い。そこでリハーサルが終了。お互いを疑い、怒鳴り合うプレイヤー。すると、牧園ワタル(夕輝壽太)が本当は最初に悪魔だったことを告白する。さらにモニターで現状は天使が3人、悪魔が9人であることが判明した。驚きつつ、さらにお互いを疑い合うプレイヤーたち。そこで秋山は、最初に悪魔と申し出た2人がウソをついていて、それが葛城の指示であったことを突き止めた。葛城はゲームが始まる前にマリエと安川と接触をはかり、仲間に引き込んでいたのだ。つまり天使の3人は葛城、マリエ、安川だった。すべてが判明し、怒り出すプレイヤーを前に葛城は冷静に「自分たちの3人の勝ち抜けが決まった」と告げる。
そして、本番。直は自分が天使であることを確認。秋山と福永もそれぞれ天使だったと告げる。さっそく接触して十字架を増やそうとする直と福永だが、それを秋山が止めた。秋山に再び問われた福永は、実は悪魔であると告げ…。。
LIAR GAME TOPへ