ところが、樫村の後任としてやってきたある人物が、芸能人や政財界の要人が出入りする高級クラブ「ヒミコ倶楽部」を取材するよう指示。遼子は、取材方針の対立で鷹藤とも別行動を取る事になり、単身ヒミコ倶楽部に向かう。
内部情報を得るために、取材である事を隠してヒミコ倶楽部に潜入した遼子は、ホステスとして店で働くことに。ところが、空気の読めない遼子は案の定、常連客の機嫌を損ね、接客係から弾き出される。店のオーナー・未知子は、そんな遼子に駐ソマリア共和国の大使・牛丸との店外デートをしてはどうかと持ちかける。
聞くと、彼女は元新聞記者で、恋人だった同僚が、数年たった今も事の真相と彼の行方を追っているのだという。ソマリアの緑化事業は、永倉や募金振興会の悪行を暴こうと動いていた樫村も追っていた疑惑の事業。遼子は、駐ソマリア大使の牛丸なら、何らかの事情を知っていると見て接近を試みるが・・・。
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