だが、ワクチンが運び込まれた際、少女が入院している病棟が停電。そのわずかな間に、ワクチンは何者かによって盗まれてしまった。やがて病院にワクチンと引き換えに1億円を要求する電話が入る。
連絡を受けた玲子(米倉涼子)らSITの面々は、医師などを装い病院に潜入。担当医の清水(浅見れいな)によると、18時間以内にワクチンを接種しなければ少女は助からないという。「対応がずさん」と言う木崎(筧利夫)に、清水は看護師や職員が削減されて大混乱している現場の不満を口にする。病院長の大賀(森下哲夫)はそんな清水をたしなめるが、どうやら病院は評判とは違い内部はうまくいっていないらしい。
犯人から電話が入った。警察の介入を理由に、ワクチンの身代金を1億5000万円に上げるという。電話で交渉する玲子に対し、ラビットと名乗る犯人はあくまでも強気だ。ラビットはどうやって警察の介入を知ったのか。病院関係者が犯人なのか……!?
リミットまで16時間。玲子たちは内部に犯人がいることも視野に入れ、調査を開始。すると、この病院の意外な事実が次々と判明して……。
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