まもなく、同じ病室の筒池かおり(西牟田恵)の胎児が、エコー検査で、口唇口蓋裂と判明。君島(松下由樹)に指示された奈智が、形成外科医の元木(おかやまはじめ)と共に、筒池に説明することになる。だが、君島からデリケートな問題だからと慎重な対応を求められていたにもかかわらず、奈智は、ストレートな言い方で説明をしてしまう。奈智の言葉に大きなショックを受けた筒池は、中絶すると言い出す。
そんな中、子宮筋腫の筋腫分娩の患者が救急で搬送されてくる。手術室は、あいにく満杯。救急処置室で診察した奈智は、他の病院に送った場合、患者の命は助からないと判断する。
奈智は、すぐにオペ室に運びたいと君島に連絡。君島は、子宮外妊娠の女子高生・山本利香子(石橋杏奈)の卵管切除手術をまさに始めるところだった。奈智の報告を受けた君島は、先に急患の手術をすることを決める。
しかし、利香子と筋腫患者の血液型が、共に血液部にストックが少ない型だったことから、オペ室に緊張が走る。さらに、利香子が苦しみだし、血液センターからの輸血用血液の到着も間にあわないとわかった奈智は・・・。
翌日、夜になって美和子の陣痛が始まる。しかし、胎児の心音に異常があったため、奈智の執刀で帝王切開手術が行われることになった。だが、美和子の切開部から大量の出血があり、血圧は測定不能となって――。
ギネ 産婦人科の女たち TOPへ
タグ:ギネ 産婦人科の女たち